感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とある内科医
27
良い本だったが、タイトルが誤解を生む。いわゆる教養ではなく、医師としての心のあり方について言語化した本。中堅指導医となった今、新たに得るものは少なかったが、普通に臨床してきて本書の記載に万が一ピンと来ない点があるならば、自分の診療を見直した方が良い…と背筋を伸ばして読んだ。若手医師にはどう響くのか、研修医室に置いてみようかな。ざっと読みで、一ヶ所誤字を発見(p157)。2022/06/12
Asakura Arata
4
AIに医師が対抗する手段として、とても大事なことが書いてある。2023/06/24
kierke🎂26
0
表紙がいわゆる「エモさ」を重視しているようで、なんだか軽く見えてしまうのが困りどころ。内容は研修医が直面しそうな壁について、明文化してくれてはいる。ただ、この本に出てくるような親切な上級医は絶滅危惧種。複数の病院の研修医と話して、上級医や看護師のパワハラが一番困るとよく話題に上がる。なので、それについての対処を明確に書いて欲しかった。とりあえず、私の場合の対策を記すと、パワハラされてもお辞儀して「今後もご指導ご鞭撻のほどお願いします」と言っておけばいい。大抵、言い返すことができずに逃げていくので。2025/06/22
Tatsuya Michibata
0
主には、若い医師向けにかかれていると思うのですが、中堅・ベテランも読むべき本だと思います。私は、40年目の医師ですが、こんな物の考え方や対応で良いのかと時々不安になることがありますが、この本に書かれていることとほとんど一致しており安心いたしました。2023/05/21