出版社内容情報
《内容》 整形外科医自身の目と手により外来で行われる各種徒手検査法を約400点のイラストで図説。視診、周辺解剖の触診法、可動域の確認法、テスト法のポイントが見てわかる構成。
《目次》
1.上肢
肩関節,上腕
診察のチェックポイント
周辺解剖の触診法
各種テスト法
肘関節,前腕
視診のチェックポイント
周辺解剖の触診法
可動域の確認
筋力テスト
知覚テスト
反射テスト
特殊テスト
手関節,手
診察のチェックポイント
周辺解剖の触診法
2.下肢
股関節,大腿
視診のチェックポイント
周辺解剖の触診法
可動域の確認
筋力テスト
知覚テスト
膝関節,下腿
視診のチェックポイント
周辺解剖の触診法
可動域の確認
各種テスト法
足関節,足
視診のチェックポイント
周辺解剖の触診法
関節可動域検査
安定性テスト
筋力テスト
特殊テスト
3.脊椎
頚椎
診察のチェックポイント
周辺解剖の触診法
各種検査法:知覚検査
各種検査法:腱反射
上肢徒手筋力テスト
誘発テスト
椎間孔圧迫テスト
神経根伸展テスト
胸椎
視診のチェックポイント
周辺解剖の触診法
各種テスト法
腰椎,仙椎
視診のチェックポイント
周辺解剖の触診法
可動域の確認
特殊検査[末梢神経牽引テスト]
神経学的検査[運動機能検査]
知覚検査
反射[通常深部腱反射]
4.小児整形外科―注意すべき3疾患
先天性股関節脱臼
視診のチェックポイント
周辺解剖の触診法
各種テスト法
内反足
視診のチェックポイント
周辺解剖の触診法
各種テスト法(知覚テスト,反射テストなど)について
大腿骨頭すべり症
視診のチェックポイント
各種テスト法(知覚テスト,反射テストなど)
5.特殊検査法
筋電図検査
筋電図検査の特徴・目的
検査器材
患者との位置関係
検査を始める前に
針筋電図の実際
疾患別の特徴
神経伝導速度(NCV)検査法
神経伝導速度
MCVの測定
SCVの測定
脊髄機能モニタリング
脊髄機能モニタリングの特徴・目的
検査の流れ
評価法
体性感覚誘発電位(Somatosensory evoked potential:SEP)
脊髄誘発電位(Evoked spinal cord potential:ESCP)
馬尾活動電位(Cauda equina action potential:CEAP)
分節性電位(Segmental potential)
神経根誘発電位(Nerve root action potential)
筋枝知覚枝の区別
脊髄モニタリング
内容説明
本書は、整形外科を志す新しい世代の医師、医学生たちを主な対象に、徒手検査手技とその異常所見の意味、疑うべき疾患との関連を理解してもらい、運動器疾患の診断技術の向上を目的としている。特に本書では、上・下肢、脊椎と広範な部位に関する主な徒手検査手技を図で示したうえに、その徒手検査の目的、意義について簡潔な説明を加えて、実際の診察の場ですばやく理解できるようにした。
目次
1 上肢(肩関節、上腕;肘関節、前腕;手関節、手)
2 下肢(股関節、大腿;膝関節、下腿;足関節、足)
3 脊椎(頸椎;胸椎;腰椎、仙椎)
4 小児整形外科―注意すべき3疾患(先天性股関節脱臼;内反足;大腿骨頭すべり症)
5 特殊検査法(筋電図検査;神経伝導速度(NCV)検査法
脊髄機能モニタリング)
著者等紹介
高岡邦夫[タカオカクニオ]
大阪市立大学大学院医学研究科整形外科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。