出版社内容情報
《内容》 明日からの治療に役立つように、肥満・メタボリックシンドロームの患者さんに対して、どのような指導をしてどのような薬物治療を行うかを、Q & A方式で体系的に紹介。
《目次》
Part 1:メタボリックシンドローム(Met S)とは
1.わが国でもMet Sの診断基準ができたと聞きましたが、どのようなものでしょうか?
2.診断基準にはいろいろなものがありますが、なぜ変わってきたのですか?
3.最近 IDFからも診断基準が出ましたが、日本と世界の診断基準はどう違うのですか?
4.腹部肥満はなぜ診断基準の必須項目になったのですか?
5.なぜBMIが診断基準からなくなったのですか?
6.なぜウエスト周囲径が腹部肥満の基準になるのですか?
7.ウエスト周囲径はどうやって測定するのですか?
8.CTでの内臓脂肪蓄積測定は診断に必須ですか? 他
Part 2:メタボリックシンドローム(Met S)の疫学
1.Met Sに相当する患者さんは日本ではどのくらいいるのでしょうか?
2.Met Sの構成要素のうち、何がどのくらいの割合になるのでしょうか?
3.Met Sでは心血管系疾患が多いと聞きましたが、どのくらい増えるのですか?
4.Met Sでは脳血管障害も多いのですか?
5.Met Sの患者数は日本と世界で違うのですか?
6.Met Sに性差はあるのですか?
7.Met Sに加齢が関係しますか?
8.小児にもMet Sはあるのでしょうか?
Part 3:メタボリックシンドローム(Met S)の成因と病態
1.Met Sにはどのような遺伝子が関連するのでしょうか?
2.Met Sにおける内臓脂肪蓄積の役割を教えてください
3.レプチンはMet Sにおいてどのような働きをしているのですか?
4.TNFはMet Sにおいてどのような働きをしているのですか?
5.アディポネクチンはMet Sにおいてどのような働きをしているのですか?
6.レプチン、TNF-α、アディポネクチン以外にも新しい生理活性物質が関係しているのでしょうか?
7.内臓脂肪でステロイドホルモンが合成されると聞きましたが、Met Sに関与していますか?
8.Met Sにはインスリン抵抗性がどのように関与するのですか? 他
Part 4:メタボリックシンドローム(Met S)の臨床的意義
1.Met Sではなぜ心血管系疾患が多くなるのですか?
2.Met Sは腎機能障害にも関係するのですか?
3.Met Sにおける微量アルブミン尿の意義を教えてください
4.糖尿病患者ではMet Sが多いと聞きましたが、Met Sの有無で病態と予後が変わりますか?
5.Met Sにおける高TG血症と低HDL-C血症は、動脈硬化を本当に進展させるのでしょうか?
6.Met Sにおける高血圧の臨床的意義を教えてください。
7.Met Sには高尿酸血症が多いと聞きましたが、どうしてですか?
8.Met Sを起こす内分泌疾患にはどのようなものがありますか? 他
Part 5:メタボリックシンドローム(Met S)における生活習慣の改善
1.Met Sを起こす生活習慣とはどのようなものでしょうか?
2.Met Sの治療上、生活習慣の改善はどのような意義があるのですか?
3.生活習慣の改善はMet Sの動脈硬化の予防に効果があるのでしょうか?
4.Met Sではなぜ体重を減少させなければならないのですか?
5.Met Sではどの程度体重を減らせばよいのですか、その目標を教えてください
6.Met Sでは肥満の減量をどのようにすればよいですか。特に内臓脂肪を減らす方法はあるのでしょうか?
7.Met Sの食事療法の意義について教えてください
8.具体的な食事療法について教えてください 他
Part 6:メタボリックシンドローム(Met S)の治療:薬物治療
1.Met Sと診断されたら、どの段階からどのような薬剤を使うのですか?
2.Met Sの治療に肥満症治療薬は有効と考えられますが、どのような薬剤がありますか?
3.Met Sと診断されたら、正常高値血圧でも降圧薬を投与するのですか?
4.Met Sで尿酸値が高い場合はどうすればよいですか
5.Met Sでは、IFG(空腹時高血糖)やIGT(境界型)から糖尿病になることを予防することが重要と聞きましたが、どのような薬物を選択すべきですか?
6.Met Sと診断されたら、トリグリセリドが少し高いだけでも薬剤を投与するのですか?
7.Met Sにおける糖尿病患者の治療に適した血糖降下薬の使い方を教えてください
8.血糖降下薬がトリグリセリドを低下させたり、血圧も低下させると聞きましたが本当ですか? 他
目次
1 メタボリックシンドローム(Met S)とは
2 メタボリックシンドローム(Met S)の疫学
3 メタボリックシンドローム(Met S)の成因と病態
4 メタボリックシンドローム(Met S)の臨床的意義
5 メタボリックシンドローム(Met S)における生活習慣の改善
6 メタボリックシンドローム(Met S)の治療:薬物治療
著者等紹介
片山茂裕[カタヤマシゲヒロ]
埼玉医科大学内科学内分泌・糖尿病内科部門教授
宮崎滋[ミヤザキシゲル]
東京逓信病院内科部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 「東洋」を踊る崔承喜