脈をどう診るか - 新しい脈波の臨床応用

脈をどう診るか - 新しい脈波の臨床応用

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  • サイズ B5判/ページ数 114p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784758301114
  • NDC分類 492.12
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 動脈壁硬化のマーカーとして注目される脈波速度や脈を正しく診るために、脈の診かたから動脈波形の解析まで、一般臨床医ならびに医学生を対象に平易に解説した入門書。    

《目次》
全身の脈を適切に診る--視診・触診・聴診  松尾 汎
 脈の成り立ち
 動脈波(脈波)について
 脈の観察できる部位
 「脈を診る」とは
  1 視診
  2 触診
  3 聴診
健常の動脈脈波の波形とそれに影響する要因(加齢変化を含む)  増田善昭
 頸動脈脈波形
 脈波(圧波)の伝播による波形の変化
  1 大動脈
  2 末梢動脈脈波
  3 年齢による動脈脈波形の変化
 動脈脈波の成因
脈波の非観血的記録法ートノメトリー法の原理と実際  小澤利男
 観血的動脈圧波形記録
 非観血的動脈圧波形記録
 トノメトリー法の原理
 観血的方法と非観血的方法による圧曲線の比較
 トノメトリー法の臨床応用
  1  健診、人間ドック
  2  AIの算出
  3  脈波速度
  4 麻酔時
  5 短時間血圧モニタリング
  6 心機能評価
  7 血管壁粘弾性評価
橈骨動脈と大動脈の脈波の比較ム伝達関数の意義  佐藤隆幸 
 中心動脈圧波形と末梢動脈圧波形
 伝達関数(transfer function)とは
 中心動脈と末梢動脈で記録される圧波形間の伝達関数
 末梢動脈圧波形から中心動脈圧波形の推定
 伝達関数法の限界と今後の課題
反射波とAugmentation Index-AIの加齢・血圧による変化と臨床的意義  小原克彦
 大動脈圧波形
 Augmentation Index(AI)
 AIに影響する要因
 AIと心血管系合併症
 降圧薬とAI
 ニトロ製剤による壁硬化および反射波の変化
脈波速度の理論と臨床  山科 章
 脈波速度(pulse wave velocity;PWV)の原理
 重要な動脈コンプライアンス
 脈波速度計測法
  1 頸動脈-大腿動脈(carotid-femoral PWV;cfPWV)法
  2 上腕動脈-足首動脈間(brachial-ankle PWV;baPWV)法
 動脈硬化と脈波速度
 心血管疾患発症リスクと脈波速度
 治療と脈波速度
 動脈硬化リスクマーカーとしての脈波速度
 心血管疾患予防におけるPWVの限界と課題
心血管疾患例における異常脈波  沢山俊民
 脈波について
  1 頸動脈波について
  2 頸動脈波の臨床的意義-波形と時相
  3 頸動脈波ETと上腕動脈波ETの相関について
 心血管疾患における異常脈波について
  1 頸動脈波形に影響を及ぼす因子
  2 心血管疾患にみる異常頸動脈波(各論)
閉塞性動脈硬化症の診断  松井圭司、島田和幸
 末梢動脈疾患の診断
  1 問診
  2 身体検査
  3 精密検査
  4 重症度分類
  5 ASO,バージャー病以外の末梢動脈疾患
 症例呈示
  症例1
  症例2
  症例3
内皮機能と脈波  秋下雅弘、小林久美子
 内皮依存性血管拡張反応検査の原理および方法
 内皮依存性血管拡張反応の病態・治療による変化
 内皮由来NOと動脈波形
 内皮依存性血管拡張反応とPWVとの関係

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