1 ~ 1件/全1件
- 評価
落語の愉しみ本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
emi
42
ふむふむ、ばかりの一冊。大人の事情なのか、立川談志師匠には全く触れてないけど、落語って?という入り口付近にいる人にはオススメ。落語って、落ちを語るから落語って言うのか、ふむふむ。上方落語には真打はないのね、ふむふむ。稽古は口承のみなのね、ふむふむ。丸わかりというだけあって、細かな知識が身につく本ですね。大事な持ち物、手ぬぐいが洒落てるしシャレが効いてるし、紋もかっこいい。やはり寄席に行ってみよう。こう言ってますが幼少期から毎週笑点を見てきたというのに、これまで落語に興味を持たなかった自分…なんでや!2017/06/05
greenish 🌿
34
08・09年の雑誌「一個人」落語特集の合本。落語の基礎知識から歴史・しきたり・噺家の名人まで、古今東西の落語が丸わかり!のガイド本 ---雑誌2冊分を1冊にまとめて500円という、お得で贅沢な一冊。<落語を学ぶ!><寄席を愉しむ!><噺家を知る!>の3章からなり、落語とは噺家とは何ぞや?という疑問に、懇切丁寧に答えてくれる。特に知りたかった「大名跡の系譜」や「この噺家のこの落語」「噺家の手ぬぐい図鑑」が興味深い。俄かに訪れた私の落語熱に、間違いなく油を注ぐ一冊。噺を聴いては読み返し…になること請け合い!2017/05/21
はちてん
34
ちょっと調べたいことがあって本棚から。調べもの以外に。上方落語には真打ちが無い、とか。桂枝雀は天才だったな、とか。思うこと多かったですね。コンパクトだけれど内容は濃い入門書。ただ文字がチッサイのよ。2016/05/27
ひろ☆
20
落語家の系譜、上方の流れがわかったので良かったかな。昭和の名人たちが全盛の時に、生で聞きたかった。2014/04/20
fu
19
「昭和元録落語心中」の雲田さんおススメの本だったので読んでみた。落語をまったく知らない私が読んでも、わかりやすいし面白い。基礎用語から昭和の落語、新作・古典落語、寄席、前座の一日を密着取材、噺家の手ぬぐい等々。読んでるだけでも面白さ楽しさが伝わってくる。「笑点」の木久翁師匠が木久蔵時代に使っていた手ぬぐいは手塚治虫デザインのもの。2014/05/20