内容説明
急性期と慢性期の体液バランスの違いを病態生理をふまえながら病態ごとに解説!輸液のほか、利尿薬や循環作動薬の解説も充実!病態による使い分けがわかり、呼吸・循環を中心とした全身管理に役立つ!具体的な処方例とケーススタディが豊富で実践的!
目次
第1章 輸液の基礎知識と救急・ICUの体液管理の原則
第2章 栄養・感染が体液管理に及ぼす影響
第3章 輸液製剤、利尿薬、循環作動薬の使い方
第4章 病態別体液管理
第5章 術後における体液管理
第6章 ケーススタディ
著者等紹介
小林修三[コバヤシシュウゾウ]
医学博士。湘南鎌倉総合病院副院長、内科統括部長、QIセンター長。1980年浜松医科大学卒業後、大学院から文部教官助手を経てテキサス大学サンアントニオ校へ留学。腎不全の病態を心血管障害を中心に研究。内科学会評議員、腎臓学会評議員、急性血液浄化学会評議員、アフェレシス学会評議員、高血圧学会評議員、フットケア学会理事長、医工学治療学会理事、医療ゲノム学会理事など歴任。アメリカ・ヨーロッパ・中国など外国での学術講演を行う一方、NPO法人癒しの医療を考える会理事長として開かれた医療を目指す
土井研人[ドイケント]
医学博士。東京大学医学部附属病院救急部・集中治療部講師。1997年東京大学卒業。三井記念病院、湘南鎌倉総合病院にて研修後、2001~2005年東京大学大学院にて医学博士取得。2005~2007年米国国立衛生研究所(NIH)客員研究員として敗血症性AKI研究に従事、2008年より東京大学腎臓内分泌内科・血液浄化療法部、2012年より救急部・集中治療部に所属。日本集中治療医学会、日本腎臓学会、日本透析医学会の3つの所属学会での専門医資格を有し、わが国におけるcritical care nephrologyの普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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