出版社内容情報
「抗菌薬は覚えることが多すぎる…」とお悩みの研修医の方,必読!必須知識を超厳選,ポイントが一目でわかるからみるみる理解が深まり,演習問題で応用力も鍛えられる!妊婦への投与など,臨床で役立つ付録表付き!
【目次】
Lecture1 スッキリわかる感染症へのアプローチ
1.感染症診療の基本事項
抗菌薬を使用する際の思考プロセス
感染症診療のトライアングル
発熱基本検査セット(Fever work-up)
培養検体
感染症の分類
抗菌薬の評価法
抗菌薬を投与する場合の留意点
2.抗菌薬の基本事項
抗菌薬の表記方法
抗菌薬の作用メカニズム
抗菌薬を理解するうえでのポイント
抗菌薬の薬物動態(PK-PD)における分類
抗菌薬の諸外国における標準的使用量と国内の保険適用量
抗菌薬の併用について
Lecture2 これが必須の知識〜各抗菌薬の特徴と使い方〜
1.ペニシリン系抗菌薬
2.セフェム系抗菌薬とモノバクタム系抗菌薬
3.カルバペネム系抗菌薬
4.グラム陽性球菌カバー薬
5.アミノグリコシド系抗菌薬
6.ニューキノロン系抗菌薬
7.マクロライド系抗菌薬
8.クリンダマイシン
9.テトラサイクリン系抗菌薬
10.メトロニダゾール
11.ST 合剤
いざ実践! CaseStudy
Case1 〜 5
付 録
成人(腎機能が正常な場合)における国内の保険適用量と諸外国(米国の例)での一般的な投与量
成人における腎機能による抗菌薬の用量調節
妊婦および授乳婦への抗菌薬投与
バンコマイシンの適正使用(上級編)におけるトラフ値の測定法と用量調節
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
incognito
3
とてもよかった。初期研修医必携の書だろう。抗菌薬ごとに特徴、適応疾患、効果のある/ない微生物についてまとめてある。練習問題で実践することもできる。重要なことは繰り返し述べられるし、わざわざ戻らなくても表などを再掲してくれているので、忙しい人でも速やかに読み進めることができる。繰り返し読んでこれを全部身につけたい。2014/03/25
saboten130
3
知っていることも載っていたけど普段抗菌薬をあまり扱わないので1から勉強、勉強。2013/08/02
ねころじ
2
本当にパラパラと読んだ。まだ医学知識が足りず熟読はできなかったが、わかりやすく書いてある気がした。また読むと思う。2012/02/26
なかけー
2
抗菌薬の全体像をさらっと掴むのに最適。まあ「はじめの一歩」と言っているように実用性はあまりない。それぞれの抗菌薬の性格付けもいまいちだから覚えにくい・・・あくまで初学用だね。2011/02/04
saboten130
1
他の詳しい本を読んだあとだったらわかりやすい!2014/09/18