出版社内容情報
免疫、がん、再生医療の研究者から絶大な支持を得た実験解説書を、大幅アップデート!
中内 啓光[ナカウチ ヒロミツ]
清田 純[セイタ ジュン]
目次
基礎編―デジタル世代FACSの原理と基本知識(フローサイトメトリーの基本原理―フローサイトメーターのデジタル化とデータ解析の進化;マルチカラー解析のための蛍光色素の基本、選び方からパネル作製の具体例まで ほか)
実践編―プロトコールを中心に(アナリシス(個々の細胞の状態を調べる)(DNA量の変化などを利用した細胞周期の解析;Fucciを用いたマルチカラー細胞周期解析 ほか)
ソーティング(目的の細胞を生きたまま分取する)(ソーターのセッティング1 ソニー株式会社(SH800S)
ソーターのセッティング2 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社(BD FACSAria) ほか)
エマージング・テクノロジー(最先端の技術を知る)(マスサイトメトリーの原理と解析の流れ;マスサイトメーターのセッティング―フリューダイム株式会社(Helios a CyTOF system) ほか))
著者等紹介
中内啓光[ナカウチヒロミツ]
東京大学医科学研究所幹細胞治療研究センター、センター長。1978年に横浜市立大学医学部を卒業。’83年に東京大学大学院医学系研究科より医学博士号を取得後、スタンフォード大学に博士研究員として留学(Leonard A.Herzenberg研究室)。帰国後、順天堂大学、理化学研究所を経て’93年より筑波大学基礎医学系教授、2002年より東京大学医科学研究所教授に就任し、’08年より現職。’14年よりスタンフォード大学の教授を兼ねる
清田純[セイタジュン]
2006年、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(中内啓光研究室)。同年、米国スタンフォード大学博士研究員(Irving L.Weissman研究室)。’07~’10年、CIRM(California Institute for Regenerative Medicine)リサーチフェロー兼任。’10年、スタンフォード大学Instructor。’13年より現職。現在の研究:幹細胞生物学とコンピューター・サイエンス・統計学を融合して、幹細胞システムをシステムとして理解するSystems Stem Cell Biologyの確立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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