一迅社ノベルス<br> ふつつかな悪女ではございますが〈7〉―雛宮蝶鼠とりかえ伝

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一迅社ノベルス
ふつつかな悪女ではございますが〈7〉―雛宮蝶鼠とりかえ伝

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  • サイズ 46判/ページ数 324p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784758095877
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

大逆転後宮とりかえ伝、第四幕「お忍び城下町」編!「今、雛宮内で、入れ替わりを解消してはならぬ」―『鑽仰礼』が一段落した後、玲琳は堯明にそう告げられた。慧月が『道術』使いだと、決して周囲に気づかれてはいけない。万全を期して、城外で入れ替わりの解消をすることに決めた玲琳たちは、城下町で落ち合う約束を交わし、バラバラに雛宮を発つのだが…。初めての屋台に目を輝かせる玲琳と、お目付け役の莉莉&堯明。仲良く(?)お土産選びをする慧月と景彰と、なぜか酒で潰しあおうとする冬雪と景行。そんな中、辰宇は市場で、王都を観光していた雲嵐に声をかけられて―。誘拐、窃盗、乱闘騒ぎ…目の前で起こるトラブルを、彼らが見過ごせるわけもなく!?果たして無事に、全員約束の時間に集まることができるのか?大騒動の第七巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

66
ふつつか⑦お忍び城下町編▽禁止された道術の使用痕跡を監視されているため「入れ替わり」の解消ができない二人は、離宮内ではなく町に降りて実行しようと計画する。3方向に別れ、正午に酒亭で落ち合う予定が、それぞれに誘拐や窃盗、乱闘騒ぎに巻き込まれてしまう。図らずもある極悪組織のアジトに全員集合することになるのだが…▽打てば響くような漫才劇に始終にやけました。みんな可愛いなwww2024/01/10

星野流人

30
雛宮を飛び出し、いつものメンバーや意外な組み合わせでお忍びで城下町へと降りる、日常パートのような短編集っぽいエピソード。と言いつつも各エピソード自体はひとつの物語として繋がっているので、読み応えたっぷり。個人的に好きだったのは、やはり慧月・景彰コンビ。ギャンギャンわがままに騒いでしまう慧月を、愛おしくいなして包み込む景彰という構図がベストカップルで最高でした。方や雛女ではあるのですが……。あと今回は意外な組み合わせとして冬雪と景行のじゃれあいもあり、これもまたかわいくてよかった!2024/02/03

はなりん

20
番外編。皇帝の監視を逃れ、城下で入れ替わりを解消しようと、少人数のチームに分かれて城下に降りる怜琳達。それぞれの行き先で遭遇する事件を追ってひと所に集合するメンバー達。それぞれのキャラとチームのやり取りが楽しい。緊迫した状況だけど、黄家の血がなんだかんだで、安心感が半端ない。笑。次巻は皇帝との対決か?段々団結してきて、続きが楽しみ。2024/01/01

ぐっち

19
市場でお忍び番外編、と思って読み始めたら割と通常営業の大活劇。いつもと違う組み合わせもあり楽しかったです!今回初登場のあの人が次からも出てくるということは大きめの話になるのかな?続きも楽しみです。2023/11/03

しましまこ

18
主要人物大集合の巻、改めて面白いわ~。2023/10/09

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