ＭＥＬＩＳＳＡ 落ちこぼれ白魔導士セシルは対象外のはずでした〈２〉

千石 かのん【著】

一迅社（2023/09発売）

• サイズ 46判／ページ数 287p／高さ 19cm
• 商品コード 9784758095761
• NDC分類 913.6
• Cコード C0293

内容説明

白魔導士としては落ちこぼれだが特異な治癒能力を持つセシルは、呪われた第一聖騎士隊隊長オズワルドの治療を任された。紆余曲折あって彼と婚約したけれど、甘いムードとは程遠く、セシルを愛でたいオズワルドとかわすセシルの間で喧々囂々の攻防が繰り返される日々。そんな折、第二聖騎士隊隊長のジャスティンが勃たなくなったとセシルを頼ってきて、新たな呪いに巻き込まれることに…！？呪われた騎士と落ちこぼれ白魔導士のお仕事ラブコメディ第２弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[陸抗]

お互いに恋愛初心者で、デートの行き先すらモンハンの討伐クエストみたいになってしまうセシルとオズワルド。それは、セシルの長年の夢で行きたかった場所だったとはいえ、きちんと説明するべきだよなぁ…。まだ、バカにされるかもと怯えてしまうのか。それでも、敵の本拠地に連れてかれてからのセシルの活躍はすごかった。オズワルドの方がヒロインに見えるくらい(笑)オズワルドの呪いは解けたけど、これはまだ続くかな？

2023/09/06

[レイン]

2巻もノリと勢いが良く面白かったが、セシルの独りよがりに振り回されるオズワルドが可哀想でもあった。 デートって言われて戦闘要員扱いされたらそりゃ腹は立つし、後出しで思い入れを訴えられても先に言えとしか。 そしてまだまだ続けられそうな感じだったが、巻末SS読む限り、これで終わりなのかなぁ、と。 晴れて解呪からの解禁のシーンは重要だろうに、随分雑に押し込めてまでけりをつけたようにも思えたし、あとがきもつづきを示唆する話はなかったのでそこが残念。 今巻オズワルドが不憫だった分、丁寧に描写してほしかったな。

2025/01/29

[手羽先]

2巻も良かった！精霊の森関連の過去のお話では思わず涙ぐんでました。こういう話に弱い。1巻終わりでアレしてしまったのでアレできないけど大丈夫かなあと思ってたら大変そうだった。続刊も(あれば)応援したい。またコミカライズも原作2巻突入予定とのことで合わせて楽しみです。

2024/07/14