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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
140
1年半ぶりに続編を読む。ド嬢と神林のコンビネーションも順調。ド嬢の方に、やや怖いもの知らずであっても、心の安定感があるので、4人の中で息詰まる展開があっても、寛解しちゃうところがたのもしい。それにしても高校生ながら、ずいぶんと難解な読書にチャレンジするのに驚く。文学を読むことって、ブックトークになると、こんなにも緊張感が走るんだ、と。それはさておき、ド嬢の続編が読めるのも幸せ。この作品自体、登場する作品を読まないのに読んだ気になれる、最初のころのド嬢の希望を満たしているのが、とても奇遇だなぁ。2021/12/22
buchipanda3
103
相変わらず読書欲を刺激してくれるマンガを楽しめた。このシリーズを読むといつも読みたい本が増えるが、今回はどちらかというと読みたいと思っているのにまだ読めていない本が多かった。そういうのは最近作じゃないと、いつ読もうか切っ掛けが無いとズルズルとなってしまう。読みたい本があれこれあると尚更。中には今回のあとがきに書いてあったように自分の好みと分かっているので余計にタイミングを計ってしまっていたり。あまり考えずにさっと読んでしまおう。今回のを切っ掛けに。2021/12/31
ムッネニーク
100
99冊目『バーナード嬢曰く。 6』(施川ユウキ 著、2022年1月、一迅社) いつも通りの温度感でゆる〜く読める。いつの間にか10周年。細くながーく愛されている作品。たしかに現代文はテスト勉強しなかったな…。 「自分のすすめた本が読まれて面白かったって言われるのめちゃくちゃうれしくない?」2021/12/22
ふみあき
87
神林が『三体Ⅲ 死神永生』を読んでたけど、私は第1巻でドはまりして、『三体Ⅱ 黒暗森林』でちょっと冷めて、そこで手が止まってしまった。それはともかく、本シリーズも初期のころの読書あるあるギャグから、さらに女子高生の日常系マンガの方向に舵を切っており、四十過ぎのオジさんには、いよいよ辛くなってきた。2021/12/26
吉田あや
85
大好きな作品が沢山登場して大興奮の第六巻。カフカの短篇に登場する謎生物「オドラデク」を驚いた時の知的ギャグとして使い、最早知ったかの領域を越えてきたド嬢。カフカもウンゲツィーファーもオドロキオドラデクの成長ぶりかと思えば、コートのポケットを叩き「ポケットに外で読む時用の本を入れてるんだ」とドヤ顔でブコウスキー「死をポケットに入れて」を見せるド嬢。でも入れてるだけというらしさも健在でアンシンオドラデク。本気の読書家・神林さんとの友情の深まりも微笑ましくて照れてしまう程素敵。(⇒)2022/01/23




