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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
4
フレデリカは、両親に捨てられた時のまま、心が成長してない。もしくはその時間に縛られたままみたい。悪魔と契約をし、報酬で作られた弟、ハウリィが成長しない事を悩み、置いてくのは…。一人ではなく、魔女と子供達がいるとはいえ、やってることはフレデリカの親と一緒だよ。フェイ、何とかしろ。2016/05/04
kinaba
4
設定作りのただの一歩に見えた設定が物語の大きなテーマになっていく伏線の妙はさすがだなあ2012/04/07
餅屋
3
シリーズ3冊目、表紙のアングルが素晴らしく美しい▲魂を巡り、魂を狩る銀符。姉と弟の旅を描く、本格ファンタジー▼冒頭にアウトラインという「これまでのお話」がついているが、読み取れていなかった分も補完されていて、なるほど感が高まり、とっても満足。これからは、エレクトラ無しで続ける旅。今まで以上に深く悩むフレデリカは、成長しないハウリィを懸念しているのか、不安のない人間関係が不安なのか。七錘や魔女といった斗仙とは異なる視点の影響力ある存在は何をもたらす。鷹とは何か?エレクトラの誓いは叶っているのか(2004年)2023/12/16
夜の女王
3
☆☆☆ 地獄の糧になる悪人の魂を刈る銀符に対して、天国の糧になる善人の魂を送る七錘登場。なるほど、世界のバランスは大事よね。番外編が良かった。ド変態の父親を銀符に狩られたお坊ちゃまのセリフ。『確かに父は悪いことをしたかもしれないけど・・・』。自分しか見えてない、これが一番ひどいよね2013/03/24
JACK
3
◎ 悪人の魂を地獄の糧にする狩人、銀符フレデリカ。彼女は悪人からは恐れられ、信心深い人々からは穢れた存在と見られている。そんな彼女がたどり着いた山の中の隠れ里。痩せた土地で働き手も少ないのになぜか村人は裕福に見える。ここまで一緒に来た斗仙流の使い手の僧侶フェイ・イは何かに気づいたが…。ダークで深いファンタジーです。2012/10/16