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内容説明
無類の妹好きなのにリアル妹がいない俺、二宮シンヤ。その迸る想いを胸に妹イラストを描いていると、窓から悪魔のリリンがやってきた。リリンは俺の願い事を3つ叶えてくれるらしい。それを聞いて「妹が欲しい。あ、もう一人。もう一人追加」と願う俺。それはもう詳細な設定資料まで付けて。翌朝起きると願いは見事叶い、俺の家には二人の妹が―!?小悪魔系ドタバタ妹コメディ。
著者等紹介
水無瀬さんご[ミナセサンゴ]
ライトノベル作家。平成元年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
6
絵買いです。犬洞あんさん好きなんで。肝心の小説は、まあ、こんなもんでしょうか。一迅社ですし。大体みなさんも書かれていますが、前半は割と面白かった。幼馴染が出てきた辺りからグダりだしてきて、後半一気に残念な出来になってしまった印象です。多分ないでしょうが続きを書くなら、前半だけのノリで話を進めてほしいですね。美少女文庫と違って、Hなシーンがない分、キャラの魅力をもっと感じさせて欲しかったかな。とりあえずリリンはアホ可愛かったけど。犬洞さんの絵は相変わらずマシュマロみたいにやわらかそうで可愛かったです。2013/01/06
王蠱
5
絵師買いだったが内容が妙に薄っぺらく感じてしまった。妹大好き主人公はじめ、キャラはみんないい塩梅なのに文章力がそれを生かし切れてない感じ。2巻以降が出るなら成長に期待。2012/04/25
Hail2U
3
一迅社の中でも下位打線。容赦のない駄作ではないけど駄作の中から抜け出せていません。最初の変態っぷりは「あー、うん……ここらしいB級さだな」とそこそこの好感を持っていたけど、幼馴染を出してからが酷い。記憶の改竄云々、一人の人生を勝手に云々、最後に結局人の人生を変えようとしているんだし矛盾している。行動理由に説得力がない。最初から最後まで妹LOVEの変態を突き進めばいいB級になれたかもしれないのに何やってるの? 出てきた親父も結局あそこだけで物語に絡まないし、中盤以降が迷走しすぎ。3/10点2015/05/07
2代目フーガ
3
既刊のヤンデレ描写とかブラコン描写とかが好きだったから読んでみたけれど、シスコン描写に力を入れるって選択肢はいくらなんでも変化球すぎた。あくまでも妹萌えが欲しかったんです。。。2012/04/24
1_k
3
筆はこなれているのに、それ以外の小説の技量がまるで伴っていない、非常に珍しいアンバランスさ。正直、キャラ以外は無茶苦茶。展開も登場人物の考え方も、世界観の設定も、お粗末の一言に尽きる。妹萌えを叫ぶ割には、設定上妹というだけでちっとも妹の魅力が出てこないという、狙ってやっても難しいほどのありさま。作者さんも編集さんも、相当なチャレンジャーですね。2012/04/22