内容説明
オリヴィアをひと目見た瞬間から湧き上がった猛々しい欲望に、アーロンは必死で抵抗していた。彼女は天使だ。いくら天界から追放され、堕天使になったとしても、“怒り”の魔物を内に宿す自分が清らかな彼女を汚すことは許されない。それに、仲間の命を救うためには、オリヴィアを天界に追い返さなければならないのだ――どれほどそばにいたいと願っても。そのころ、アーロンを慕う幼い悪魔レギオンはオリヴィアに嫉妬するあまり、人間になることと引き換えに魔王と恐ろしい契約を結んでしまっていた。愛する者を天秤にかけられたアーロンの決断は?!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
10
さらっと天国や天使が描写される分には気にならなかったけれど、いざ描かれてみるとグダグダな感じでギリシャ神話をモチーフにした世界観には合わないように感じた。オリヴィアの師匠ライサンダーが頑張ったにしても天使に復帰する条件を次々出してくるので、それなら最初からアーロン殺害を断ったくらいで地獄に落とすことなかったんじゃない?とか、絶対神の立ち位置とか…うーん、アーロン回は私にとって微妙だった。気になったのは影の女こと悪夢の魔物を宿すスカーレットと嘘のギデオンの関係。次巻が楽しみ!2020/06/22
mum0031
4
堕天使のオリヴィアと、暗黒の戦士のアーロン。 悪魔のレギオンは、人間に変身してもやっぱり悪魔。地獄に落とされ、不憫に思うオリヴィアが……!! 2017/08/10
黒崎ディートリッヒ
3
呪われたオリンポスの戦士たちのひとり、<怒り>の番人アーロンと彼を愛した天使、オリビアの恋物語下巻。 レギオン!!今回はなんといってもレギオンに色々突っ込みたくなる話だった。ただのチビドラゴンだったら良かったのに、こんなウザい娘(笑)になるなんて。まぁ結局、彼女は痛い目にあうことになるんですけどね。 聖なるオリビアと魔なるアーロン、属性は違ってもふたりが無事にハッピーエンドを迎えて良かった。確かに<怒り>はアーロンよりも<暴力>のマドックスに似合っていると思う。 戦士たちはギリシア神話版七つの大罪ですね。2014/02/26
みとん
2
レギオンとオリヴィアとアーロンとの三角関係、オリヴィアの天使への復帰、レギオンとルシファーの契約、ガレンが手に入れた聖遺物「神のマント」、ある人物がが「強欲」の番人という事実、アーロンの死により、新たな「怒り」の番人に驚くべき人が選ばれた。その人がどういう風に戦士たちの前に現れるのか、突然現れた「悪夢」の番人スカーレットと「嘘」の番人ギデオンの関係性も気になるが、次回明かされるのかな?あぁ、あとウィリアムとダニカの友人ジリーの関係も気になる。ウィリアムに口説くに口説けない女性がいたとは!レギオン可哀想。2013/02/08
まるかず
2
アーロンに危機訪れる泣ける下巻でありながら、残念な読後感が漂います。アーロン、じれったかったけど君はいい奴だ、カッコ良かった♪ 精鋭七天使の一人ライサンダーも惚れ惚れする男だった! ただ、オリヴィアにヒロイン力が欠けていたような。地獄から這い上がって来るときに力を出し尽くしてしまったのか!? アーロンに抱いて欲しい気持ちが前面に出過ぎていて、オリヴィアの求めるものの主点がずれてる気がして仕方がなかった。2011/11/09
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