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内容説明
滋賀県蛸生津市。琵琶湖沿岸に位置する街は、17年前から突如、湖畔に虹色に輝く濃霧が立ちこめ、霧の中へと入ったものは何者も帰ってこないという魔の地帯として恐れられていた。高校入学のため4年ぶりに蛸生津へと帰ってきた葵貴騎は、ふとした油断から虹霧の端に足を踏み入れてしまい、狼のような怪物に襲われる。しかし、そのとき貴騎の目の前に現れたのは、かつての幼なじみ竹花赫夜。魔力によって作りだしたという炎の剣で貴騎の窮地を救うのだが、あと一歩のところで魔力が切れ…なぜか彼女は服を脱ぎだした!?「私の身体のどこかに魔法円が浮かんでいるはずなの!早くそこにキスして!」幼なじみの奇矯な行動に驚いてる暇も無く、偶然の再会を果たした二人は人知を超えたはた迷惑な戦いに巻き込まれていくのだが…。琵琶湖LOVE寄せバトルファンタジー。
著者等紹介
六塚光[ムツズカアキラ]
角川スニーカー文庫「タマラセ」でデビュー。岩手県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
6
悪くはないし続きも気になるけれど、残念ながら出ていない模様。売れなかったのかな? しかし一迅社はサルがキーボードを叩いたのかというくらい激烈につまらない作品でも続刊が出ていたり、基準がほんとによく分からない。2013/06/23
1_k
5
仰々しいタイトルの割にはあまり真剣味のないゆるいバトルとラブコメ。正直、ヒロインを脱がしてエロネタをやらんがための設定オチな気がする。それを取っちゃうと何も残らないような。悪魔が乗り移っている設定のキャラもいまいちつかみにくいし。正直面白いかは……。番外編も過去作未読の私には意味不明ですし。2012/03/21
幸野進
4
ファンタジーです。ファンタジー色を強めに出しつつ、キャッキャウフフな状況に萌えて欲しいのだろうなと伝わるんだけどそうは問屋が卸さないのです。あんまりのめり込めないまま話が進んでいって、え、続くの……?という疑問が残りました。むう。なんというか、命懸けのわりに切迫感に欠ける印象が。2014/03/05
無銘
3
母親が勝手に結んだ悪魔との契約で魂を売り飛ばされた幼馴染を救うために、「決闘裁判」で悪魔と戦うバトルもの。魔力チャージのために体のどこかに浮かぶ魔法円にキスするというサービス設定のため赫夜さんがしょっちゅう脱いでシリアスな雰囲気を適度に和らげてくれます(笑)。腹を括ったせいか割と躊躇無く色んなところにキスをする貴騎と、絶叫系の面白リアクションを返してくれる赫夜のやりとりが愉快。朱里は憑いてるほうのキャラは立っていたが本人の出番が少なくて残念。とりあえず続きに期待。2012/03/10
マリオ太郎
3
無理矢理な設定な気もするが、これからの展開に期待。主人公の性格がイマイチ読めないが、流れは良かった。すぐ脱ぐけど、ヒロインが可愛いい。フォークリフトのヤンキーもこれからのキャラに期待。設定が次からつぎへと出てくるが、ホントに重要なものはもっとしっかり説明して欲しいな。2012/01/24
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