内容説明
大正十年。魔物から帝都を守る“青龍の巫女”を継ぐことになった櫻子。巫女継承の儀式は、婚約者と共に行わなければならず、櫻子は婚約させられることに。婚約者候補は、イギリスから来た魔法使いの悠人、帝国軍人の三島、幼なじみの修太の三人。巫女になることを嫌がる櫻子だったけれど、妹に呪いがかかっていることを知り、巫女になる決意を固めるのだが―。帝都を守る巫女に選ばれた少女と、三人の婚約者候補との大正ラブファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃちおおかみ
9
母の「魔法使いと縁組」って遺言は正教会側の嘘?、悠人が悪魔により再生してるけど問題ないの?、彼らって『魔法使い』っていうより『悪魔祓い』だよねえ・・・。大正時代とか、婿選びとか期待の単語に踊らされ(笑)見事大コケの作品でした。特殊な家柄なのに家の存続とか、入り婿なのかお父さんの存在の軽さにイライラが募った。こんな覚悟で帝都守ってこれたのは奇跡でしょう。そしてこれ大正じゃなくていいんじゃね?。華族でもないのに新婚旅行で洋行は無いよ~。2012/01/19
はなりん
7
表紙イラスト素敵!時代(大正)もいい感じ、設定もキャラ設定もおいしいはず・・・。だけど、なぜかちょっと盛り上がりに欠ける??もったいない!いろんな種類の男子が集合しているのに(逆に集合しすぎか?)、甘さが全然なく、キュンってなるところがなかった。悠人に絞らなかったところが、逆にアダになった感じかなぁ。ちょっと残念。2012/03/25
織花
7
イラストレーター買い。正直なところ、買わなくても良かったかも。中途半端なおわりかたにもやん、とする。決着、といいながらそうじゃないよね?と突っ込みたくなるとことか。乙女ゲームのノベライズのような話。しかも相手役が決まってないので(ハーレムではないけど)相手候補の魅力が全体的に薄い。最終的に悠人とくっつきそうな気配はあるものの、なんとなくすっきりしない。2012/01/09
ゆん
7
表紙買いしてしまいました(笑)最初の感じは結構良かったんだけど、魔物退治のあたりからちょっと…これ、一冊に色々と詰め込み過ぎたんじゃぁないかなぁ。上下巻あたりで、ラブを引き延ばすか魔物退治を引き延ばすかの方が…って言うか、これで本当に終わりなのかな?最後の往復書簡が意味するところは何でしょうか?何だかちょっと不完全燃焼気味かな。2011/10/25
はなぶさ
6
例えばヒロイン1人に対して2人とかだったらもっと男性キャラも活かせそうなのに4人は多すぎる。大正時代にこだわって娘は父親に絶対服従で~とか新しい時代の女性が~云々いうくせにほぼ初対面の男性に「却下!」とどなるヒロインはないわw 最後の手紙が死亡フラグに見えるのが気になる。普通に再会で良かったんでは?2011/11/04
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