内容説明
海上の訓練校・ルティアナ号で、女神“ミスティア”として5人の騎士“ミタス”と共に船を指揮するエダ。船の修理のため立ち寄った火山岩の島で敵兵に遭遇したエダは、敵国に連れ去られてしまう。死を覚悟するが、敵国の少年王・カルツェは彼女を周囲から隠し巫女殿で過ごすよう指示をしていて―。一方、ライハルトたちはエダを救出するためカルアシャに向かうのだが…。海を駆け歴史を変える乙女の物語、第7弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
11
エダと少年王カルツェ~ある意味似合いのふたりとも思ったのですが、もう退場!もったいない(笑)。今回はライハルトの芸の細かさが見どころでしょうか(嘘です・・・笑)。2011/07/04
しゃちおおかみ
5
うわっ、ひどい。王様出たと思ったら即退場?カルアシャ病んでるわ~。そしてバレット君もエライ目に。兄様は拷問受けても肉体的には後遺症もなくエダもまったく無事で、ハリウッド映画みたいだな。そしてこれからカルアシャとアドゥワイゼンは全面対決するしかなくなるんですかね?そしてカルマン家、次女ばかりクローズアップされてるが、姉と弟はどうなんだろう?・・・なんて事がふとよぎりました。2011/06/28
さなだ
4
少年王カルツェが好きだったよ…。バレットが無事でよかった。けっこうバンバン死人が出てびっくりした;;2011/08/29
こん
4
今回は敵国カルアシャ側の内情がかい間見えたかんでしたね。ミタス+αの面々の活躍はもちろん、少年王…!!少年王…!!これから重要な役割を担っていくであろう彼に期待してましたが最後のあれは…。後味悪くなってしまいましたね。エダがルティアナ号に戻れたのはよかったですが、少年王…はあ…それはそれとして、この巻今までにないくらい多くの登場人物が出てきて活躍してくれたんじゃないでしょうか!バレット君頑張ってましたね。アンディも成長が見えました。セシルも出てきましたし。麗しい男性陣に益々磨きがかかってこれはときめかざる2011/06/20
U
3
何が一番ほっとしたかってバレットだよ! そして王様は本当にアレなんですか!(泣) 少年王……治世六年の少年王とかもろ好みだったのに……。それはさておき、兄様の抜かり無さがすごい。敵軍のあのひともふらりとエダに揺らめいておりますね〜。あとアンディがさりげなく頼もしい(笑)。恰好良いよ! しかしこの容赦なくつき落とす感じ……さすが梨紗さん。次巻も楽しみにしております!2011/06/29