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内容説明
自動車事故で父親を亡くした「佐原左記子」は、転入先の全寮制の谷津柱高校である規則を耳にする。“この地に伝わる怪談を口にしてはならない”そう語る理事長の娘「倉宮凪」の忠告に関わらず、偶然か必然か左記子は「タタリ姫」伝承の影に引き込まれ、周囲に不穏な事件が頻発していく。なぜ左記子が…その秘密に気づいたとき、恐ろしい事実が…。
著者等紹介
萩原麻里[ハギハラマリ]
兵庫県神戸市出身。講談社第10回ティーンズハート大賞(佳作)受賞後、同文庫にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
2
【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) 自動車事故で父親を亡くした「佐原左記子」は、転入先の全寮制の谷津柱高校である規則を耳にする。“この地に伝わる怪談を口にしてはならない”そう語る理事長の娘「倉宮凪」の忠告に関わらず、偶然か必然か左記子は「タタリ姫」伝承の影に引き込まれ、周囲に不穏な事件が頻発していく。なぜ左記子が…その秘密に気づいたとき、恐ろしい事実が…。 2008/07/23
にとりん
2
作者はホラーを書きたかったんだろうけど余り怖く感じなかった。サウンドノベル系のゲームにしたら怖くなりそうかな?と思った。2015/04/14
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
2
ライトホラーな雰囲気はなかなか良かっただけに、左記子が報われない結末に釈然としないものがありました。元々は別レーベルの作品を一迅社で再版したものみたいですけど、するんなら主人公が代わっておくる続編も刊行してほしかったな。なんのための再版だったのか知らないけど、単体のつもりで出したならせめてラストを軌道修正してみてもよかったのではと。
別府
2
ずっと積読のままなのもと思い読んだ。左記子は結局良いように踊らされていたように感じた。真実を知れどもそれをどうするべきなのか躊躇し、食い止める事もできず、凪を止められない。結局は倉宮の役割通りだった。 しかし未だに続きがないと消化不良です2010/11/06
春色
2
閉ざされた学校、謎めいた校則、どこか「普通」とはズレた同級生たち、調べるだけで死ぬタタリ姫の伝承。と、舞台装置はバッチリ。ただ、後半で一気に主人公が左記子から凪にシフトするので、そこが受け入れられるかどうかが分かれ目。シリーズ1作目らしく、終わりはかなり尻切れ。/左記子って一体……?2010/05/05