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内容説明
異世界の姫君アネモネ(10歳)と共に暮らす師走。天使のように可愛くマジメなアネモネと過ごす幸せを感じる一方で、王女として辛い現実と闘う彼女のために自分は何もできないのかという焦りも覚えていた。そんな師走が、高校のクラスメイト・鴇乃になぜかダーリンと呼ばれ猛烈に慕われるはめに?電波な彼女に振り回されるうち、次第にその想いに師走の心は揺れ始める。だが鴇乃にはある重大な秘密があった!?全力疾走ボーイミーツガール、感動の完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青海
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鋏と云えば、象人間(ゾーリンゲンギャグ)! 前作と比べボーイミーツガール分が溢れた王道。序盤の展開にニヨニヨ、中盤のすれ違いにモヤモヤ…そして最後にカタルシス! とお手本的に満足。姫さんの「汝も進め」が、改めて1巻のシワスの気持ちに対し伏線回収して、安易に2人が同じ場所に止まらず別々に歩き出すのもトゥルーEDっぽくて好き。勿論その後はしっかりハッピーだし。登場人物が皆一生懸命なのはいいよね。そして2巻完結は勿体無いくらい、睦月の兄貴LOVEがオーバーフロー2012/04/18
ちびロビン
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ボーイミーツガールの傑作。2巻という短い作品なのがもったいないくらいの魅力的な登場人物や世界なだけに残念でなりません。特に睦月の可愛さは異常。これだから竹岡葉月先生の作品はやめられない。2012/02/14
猫殿宰相
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ここで終わりかよ?と愚痴りたいのがまず一つ。「・・・・・馬鹿?」焦ってたとかそんなの関係ない時点で既に勘違いしていたのは「不謹慎」発言から明白である。間違いなく馬鹿である。2011/12/26
ミロ
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あまり伏線などがなく、ストレートに読めました。 一方で、読むのに、ちょいと根性が要ったような気がします。 登場人物では、鴇乃(ときの)が好き♪ しばらくwith『ゾーリンゲン』な彼女の姿が頭から離れそうにないです(笑) 竹岡先生の他の作品もいろいろ読んでみたいかな2011/06/15
都
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これがまだまだ続く作品の2巻目なら良かったのですが、この巻で終わりとなるとどうしても中途半端な印象。新しいキャラも出してシワスが新しく踏み出して、とこれから面白くなりそうなので残念。ただもうひたすら睦月が可愛い。せめてもう少し出番が欲しかった…。2010/10/23