階級・ジェンダー・エスニシティ―21世紀の社会学の視覚

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 249p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784805821596
  • NDC分類 361
  • Cコード C3036

内容説明

今日のグローバル化の急速な進展は、私たちに国内外における新たな格差や差別の形成に、よりセンシティブな視点とその形成のメカニズムや解決の方向を解明する新たな概念や理論の構築を求めている。本書の狙いは、このような現状認識に立って、21世紀の社会学に必要不可欠な視角として「階級」「ジェンダー」「エスニシティ」の三つに焦点をあて、これらの概念が個々バラバラにではなく、そららがどう関連しあって個々人のアイデンティティや現実の生活が生み出されていくのか、そのプロセスにおいてそのように新たな差異化、分断化、差別化が生み出されていくのか、そのメカニズムを明らかにしようとするものである。

目次

第1部 現代社会を捉える視角と方法(階級・ジェンダー・エスニシティと社会的不平等;階級・ジェンダー・エスニシティ再考;福祉国家と階級・ジェンダー・エスニシティ;ジェンダーと統計分析)
第2部 現代日本における階級・ジェンダー・エスニシティ(ジェンダー・エスニシティの視点からみた階級構造;階層的地域分化とジェンダー・エスニシティ―世界都市・東京に住む人々;現代農村問題とジェンダー―近代化・資本主義とイエ;労働と階級・ジェンダー;学校教育と階級/階層・ジェンダー・エスニシティ―能力主義の二面性;日本社会とエスニシティ―ニューカマーを中心として)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

凌🔥年300冊の読書家🔥

0
資本主義におけるシステムのなかでは、階級がある。しかしそれは女性や黒人といった、ジェンダーやエスニシティにおけるマイノリティを、意図的に組み込まない構造になっている。それは福祉国家における保険制度などでも同様の事が言える。それらは自然に生まれたものではなく、てきに2012/04/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1863467
  • ご注意事項

最近チェックした商品