桜井政博のゲームについて思うこと

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桜井政博のゲームについて思うこと

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  • サイズ A5判/ページ数 151p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757722712
  • NDC分類 589.7
  • Cコード C0030

内容説明

カービィとスマブラとメテオスの生みの親。そのアタマの中。週刊ファミ通にて連載中のコラム1年分が一冊の本に。

目次

最初のごあいさつ
勝ちと負け
ボタンひとつで
うれしさが10万倍
『クロックタワー3』の本気
読者の手紙から
操作感のふしぎ
ムービーは必要なのか!?
変わること、変わらないこと
PRESS START BUTTON〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

21
企画書の一部が掲載されているのにヨダレがでた。カービィやスマッシュブラザーズをつくった人のコラム集。格闘ゲーム乱立時代に、体力ゲージのないゲームをつくったのは偉大。スマブラの企画書段階では任天堂キャラが採用されていなかったってことに感心した。『テレビ画面の中のものを自分で操作できる』ことがゲームで初めて体験する感動で、この人はその感覚をベースにゲームづくりを続けている。この点は他のゲームクリエイターの書いたものとも共通。「ボタンを押すと反応する」が基本、当たり前だけど、これを忘れちゃいけない気がする。2017/02/08

白義

12
今ではスマブラのディレクターとして世界屈指のゲームクリエイターとして知られる桜井政博の、ファミ通連載コラム第一冊目。「いかにプレイヤーに気持ちよくゲームを遊んでもらうのか」を徹底的に突き詰めたゲーム哲学、ものづくりの姿勢がどのコラムからも読み取れてすでに面白い。たった一つの正解を作らないためのカービィのコピー能力、多様なプレイヤーが居ることの認識、プレイヤーを狭めないための言語選びまで、細部まで目を配った上で実際にとにかくゲームをプレイした人間だからこその強固なプリンシプルが読み取れる。素晴らしいエッセイ2019/01/22

ルート

6
2003年4月から2004年4月のコラムが収録されている。記念すべき桜井さんのコラム本1巻。当時はカービィのエアライドとか、鏡の大迷宮を作ってたみたい。ゲームキューブとかGBAが20年前か…。当時ガラケーでゼビウスやテトリスがやれるようになった時代らしい。まだまだ操作性は悪かったようだけど、携帯電話でみんながゲームをする未来が来ると予見していた桜井さんがすごい。2024/12/08

ゆーすけ

6
カービィやスマブラの生みの親でお馴染み、桜井さんがファミ通で連載していたコラムを集めた本。今から20~21年前だというのに、ちょっとオタクっぽい語り口が現在のYouTubeチャンネルでお見受けするのとまったく変わりない。しかも、考え方やゲーム開発に向き合う姿勢もしっかりしていて、見た目同様この頃から年を取っていないと思われる。紹介されるゲームは古いものの、ゲームにまつわる話は今でも通じる本質を突いたものばかり。さすが、空前絶後の超絶孤高のディレクター。ゲームを愛しゲームに愛された男、桜井政博。2024/02/25

カヤ

6
小説のカービィを読んでもった違和感は、アニメじゃしゃべらなかったからだったけど、アニメでもしゃべるかもしれなかった裏話おもしろかった。HAL研をやめる話とかいろいろだし、興味深いコラムばかり。他のも読みたい。2017/04/19

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