内容説明
古筆切の扉を開く、実践古筆学のすすめ。本書では、古筆切を取り扱う際に前提となる事柄や、どのようなことに着目すればよいのかなどについて、手順を踏んだ解説を試みている。古筆切学習以外にも、変体仮名解読・文献学演習・調査実習など幅広い利用が可能である。何より、カラー図版を眺めながら、書と文学の融合たる古筆切の世界を楽しんでもらいたい。
目次
はじめの一葉
伝称筆者
切名
書写内容
切の大きさ
もとの形態
書写形式
料紙
名葉集での記述
伝称筆者の人物像
伝称の当否
書写年代
本文上の特色
その他の特色
ツレ
価値・評価
著者等紹介
日比野浩信[ヒビノヒロノブ]
昭和41年(1966)愛知県生。愛知淑徳大学大学院博士後期課程単位取得。愛知淑徳大学・愛知大学・京都女子大学など非常勤講師。博士(文学)。中古・中世の和歌・歌学を中心に、古筆切を視野に入れた文献学的研究を主とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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