目次
覚一本平家物語の伝本と本文改訂
延慶本平家物語の頼朝―第二中「三十六 燕丹之亡シ事」にみる延慶本の編集志向と、物語の構想
延慶本『平家物語』の宗盛への視線―「無慚」の用法から
延慶本『平家物語』における八条院
賢王高倉帝と亡母追善―建春門院一周忌法華八講をめぐって
源平盛衰記と寺門派修験―熊野関係記事依拠資料の検討を通じて
『源平盛衰記』の住吉明神―赤山明神造形に与えた影響について
『源平盛衰記』「髑髏尼物語」の展開
「首」をめぐる言説―軍記物語を構成するもの
慈光寺本承久記「巻末記事」の諸問題〔ほか〕