下層化する女性たち―労働と家庭からの排除と貧困

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下層化する女性たち―労働と家庭からの排除と貧困

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  • サイズ B6判/ページ数 266,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326653942
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C3036

出版社内容情報

従来、性別役割分業という社会通念が、主婦パートに代表される低賃金の非正規雇用の労働条件を規定してきた。近年は若年層で非正規雇用が急増し、ひとたび労働と家庭から排除されると、一気に貧困に陥ってしまう実態がある。本書は、見えにくい女性の貧困問題を可視化し、女性たちを支援する現場の報告も交えつつ社会的支援策を検討する。

内容説明

なぜ女性の下層化と格差の再生産が進むのか。失業、無業、虐待、家庭内暴力、離婚…かつてはセイフティネットであった家庭が、若年女性を窮地に追い込んでいる現実。見えにくい「女性の貧困」問題を可視化しつつ、社会的支援策を検討する。

目次

課題の設定―労働と家庭からの排除と貧困
第1部 労働と家庭からの排除の現状と課題(女性労働の家族依存モデルの限界;見えにくい女性の貧困―非正規問題とジェンダー;ままならない女性・身体―働くのが怖い、産むのが怖い、その内面へ)
第2部 貧困・下層化する女性(女性ホームレスの問題から―女性の貧困問題の構造;折り重なる困難から―若年女性のホームレス化と貧困)
第3部 支援の現場から(「よりそいホットライン」の活動を通じて―若年女性の「下層化」と性暴力被害;生活困窮状態の一〇代女性の現状と必要な包括支援―パーソナルサポートの現場から;横浜市男女共同参画センターの“ガールズ”支援―生きづらさ、そして希望をわかちあう「場づくり」)

著者等紹介

小杉礼子[コスギレイコ]
独立行政法人労働政策研究・研修機構特任フェロー

宮本みち子[ミヤモトミチコ]
放送大学教授・副学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

41
男性の賃金や雇用が不安定化⇒女性の未婚率も上昇(8頁)。日本では、中高年の正社員を解雇しにくい。正社員の抑制、低賃金労働者としてバイト、派遣等で置き換える(32頁)。労働、家族、親、男性の経済状況悪化しているのに、対策が中途半端のまま、放置。これが現状なら(大)問題(43頁)。問題は、日本社会における非正規労働者の待遇が、女性労働の家族依存モデルを前提にしたものであること、このような性差別的な社会構造が成立していること自体にある。2016/03/13

ゆう。

38
見えにくい女性の貧困の実態を「社会的排除」を一つのキーワードに可視化することを研究課題とした本です。その排除とは「労働と家族からの排除」と捉えています。本著ではかつて女性は家族に包摂されていたなかで、ポスト工業社会化のなか「家族依存モデル」が限界に達し、低賃金で不安定な労働市場に女性が進出している実態を読み取ることができました。家計補助的低賃金に置かれている女性の実態を考えることができたように思いました。また、支援の実態についても述べられています。一つの実態を知る上では、学ぶことの多い書籍でした。2018/01/08

fu

28
最近読んだノンフィクション本の中で、群を抜いて秀逸。データが豊富な点が良い。簡潔にまとめきれるものではない為、読了後なかなか感想が書けずにいた。高度成長期においては女性は家庭に包摂されるものという大前提(女性の包摂先は親か夫。若年女性97%結婚。女性の貧困は不可視化)があったが、2000年以降未婚増加。労働からも家庭からも包摂されない場合、女性の貧困が増加した為、可視化された。2011年充足感の調査によると、専業主婦8割が充実感高く、非正規雇用、未婚、低学歴の人が充実感が低い(学歴は親の家計の影響度高)。2015/11/21

じゅりあ

10
若年女性の問題は見えにくく、問題化しにくいという。それはこれまでの日本で一般的だった女性は男性(夫や父親)に経済的に依存せざるを得ない社会構造的が原因となっていたからだ。男女両立が進ん現在でもそういった規範意識があるため女性の貧困、社会的排除などの社会的問題の発見が遅れたという。「自立とは何だろうか。フルタイムで働く自立は絵に書いた餅になり、もはや一人ひとりがそれぞれ持つ資源をパッチワークのように組み合わせて、人とのつながりを増やして、SOSを出しながらなんとかやっていけることが自立ではないだろうか」2016/10/03

たな

8
失業対策などで対象として認識されやすい男性とは異なり、女性労働者あるいは女性の経済的な問題については、今なお「結婚したら配偶者に養ってもらえばいい」「家族で養えばいい」というような認識でいるあまり現状に合致しなくなっていることを複数の視点から明らかにすることを試みたもの。自分で稼いで生きていくことの覚悟とそれに関する支援が大事なのだなと思った。2018/08/05

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