内容説明
第一線で活躍中の研究者が岸和田のルーツと歴史を徹底的にほりおこす。岸和田は和泉地域唯一の城下町であり、今もその面影を強く残している。その歴史を中世史・近世史、考古学、城郭史、都市史などから総合的に解明する。岸和田古城についての調査報告や、和泉地域の古城図についての貴重な図版を多数収録する。
目次
第1章 南北朝内乱における岸和田氏とその周辺
第2章 戦国期和泉の地域権力と岸和田城
第3章 発掘調査からみた中世後期の岸和田―岸和田古城跡の発掘調査
第4章 『和泉国城館跡絵図』と城館研究―鬼洞文庫旧蔵絵図を中心に
第5章 城郭史からみた岸和田古城と戦国期・近世岸和田城
第6章 岸和田城下町の成立
第7章 譜代大名岡部氏と岸和田
第8章 岸和田古城が残したもの―研究成果と今後の課題
著者等紹介
大澤研一[オオサワケンイチ]
大阪歴史博物館学芸第3係長・学芸員
仁木宏[ニキヒロシ]
大阪市立大学大学院文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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