内容説明
本書は、東京都立大学より学位を授与された著者の博士論文(平成17(2005)年1月20日付、人博第132号)を公刊するものである。既発表の単著論文中、談話の解明を目的としたもののうちから30篇を選んで最小限の改訂を行い、一書をなすために必要な2編を書き下ろして加えた。これらを7部に分けて編み、さらに全体の序を新たに書き起こして添え、本書が成っている。
目次
1 談話の結節法
2 接続詞の意味・用法と談話展開機能
3 文体形成における語の役割
4 言語接触にみる共通語と方言の類型的文体形成
5 談話構造の地理的変種
6 言語行動における言語・心理・社会
7 談話論と日本語教育学
著者等紹介
沖裕子[オキヒロコ]
1955年長野県松本市生。1986年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位修得満期退学。花園大学文学部講師、同助教授、信州大学人文学部助教授を経て、信州大学人文学部教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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