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出版社内容情報
9人のうち、死んでもいいのは、――死ぬべきなのは誰か?
大学時代のサークル仲間と山奥の地下建築を訪れた柊一。偶然迷い込んだ三人家族と共に地下建築の中で一夜を過ごすが、深夜に起きた地震で扉がふさがれ、地下から水が流入し始める。脱出するためには誰か一人が残らなくてはならない。そんな中で殺人事件が起こり、犯人が分からないと犠牲者が選べない事態になる。タイムリミット約一週間の、残酷な犯人探しが始まる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麦ちゃんの下僕
101
2022年にミステリー界を震撼させた傑作『方舟』が、ついにコミック化!作画担当の悠木星人さんは、連載ものは今回が初めてだそうですが…画のタッチが実に僕好みですし、あの地下施設が視覚化されているというのが嬉しいですね。そして何より、コミカライズの大きな意義である各キャラの“表情”が良い!探偵役兼“ボケ”担当の翔太郎もしっかり機能していますし(笑)…これはますますあの“衝撃のラスト”が楽しみでたまりませんね!2024/06/28
雪紫
41
電子書籍にて読了。絵で見ると、隆平の超イライラ具合もあるから本編よりギスギスした感じが強くて、いや助けられる可能性考えて早く外に出ろよ。をますます言えなくなるわ・・・。翔さんの態度、かなり癒やしになるよねこれ・・・。2024/06/14
こゆ
14
ガンガンONLINEにて。近年読書界を震撼させたあの「方舟」のコミカライズ。絵に癖がなくて、原作に忠実で読みやすい。登場人物たちもイメージ通り。絵で見ると結構わかりやすく伏線が張られているように思えたけど、それは真相がわかっているからそう思えるだけかも。原作でも思ったけど、事件発生後に誰もパニックにならず、落ち着き過ぎているような。翔さんなら犯人捜し以外にも救助されるすべがないか模索したり、もっとパニックになる人がいても良さそうに思うけれど。とはいえ、わかっていてもワクワクは止まらない。2024/06/24
みや
13
原作既読。原作は設定と結末以外あまりハマれず、その理由の一つが登場人物たちの性格をいまいち掴めなかったから。そこを漫画版だと上手く補ってくれて、展開を知っているのに楽しめた。みんなを誘った元凶となる裕哉君がチャラくて好き。探偵役・翔さんの変人度も上がっていて良き。原作同様に設定は抜群に魅力的で、犯人を捜す理由にゾクゾクする。この後、犯人が殺した理由が明かされる時が楽しみで仕方ない。第1巻は一人目の殺人後、ギスギスするところまで。2025/05/02
真夢
12
本当は原作を購入するつもりだったが、並列な登場人物が多いと、誰が誰だかわからなくなることがあったり…なので、今回はコミカライズを選択。人物の作画に若干の不満…あと、遺体を目にしてもギャーギャー言ったり気分が悪くなる人が皆無なのもどうなんかな。それ以外のストーリーは好みで、この先何が待ち受けているのかとてもハラハラして良い。次巻を続けて読む。2024/12/29