出版社内容情報
喧操の日本を遁れてアメリカ東部で充電の日々を送る著者が、たましいの深部から涌き出す独りぼっちの饒舌を新しい人々への手紙に託したみずみずしい女盛りの肉声
内容説明
マスコミの寵児として、恋多き女として、華やかな宴の季節を生きる著者が、その喧噪をのがれて異郷の大自然に浸り暮らした美しい休暇の日々。沈黙に洗われた魂の深部から、やがて清冽な泉のように湧き出した独りぼっちの饒舌を親しい人々への手紙に託す―みずみずしい女盛りの肉声。「マザー・グースと三匹の子豚たち」姉妹篇。
目次
この手紙は焼かないで…
遅れて来た蜜月
わたしの“父親育児年”
今、とても日本が恋しい
帰りなんいざ台所まさに荒れなんとす
テレビに向き直るとき
子供に未来を
40にして惑う
人づくりと家づくり
母親は一人ではない
宴のあとに残る人を
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yagiza
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『マザー・グースと三匹の子豚たち』姉妹編 イースト・ハンプトンから日本への手紙 この手紙は焼かないで……Y・Tさま 遅れて来た蜜月 小沢遼子さま わたしの"父親育児年" 鎮目恭夫さま 今、とても日本が恋しい 沢村貞子さま 帰りなんいざ、台所まさに荒れなんとす 藤好美知さま テレビに向き直るとき 小松錬平さま 子供に未来を 菊田昇さま 四十にして惑う K・Fさま 人づくりと家づくり 松田妙子様 母親は一人ではない 宮川とし子さま(澪の乳母) 宴のあとに残る人を 大島渚さま2023/08/05