出版社内容情報
喧操の日本を遁れてアメリカ東部で充電の日々を送る著者が、たましいの深部から涌き出す独りぼっちの饒舌を新しい人々への手紙に託したみずみずしい女盛りの肉声
内容説明
マスコミの寵児として、恋多き女として、華やかな宴の季節を生きる著者が、その喧噪をのがれて異郷の大自然に浸り暮らした美しい休暇の日々。沈黙に洗われた魂の深部から、やがて清冽な泉のように湧き出した独りぼっちの饒舌を親しい人々への手紙に託す―みずみずしい女盛りの肉声。「マザー・グースと三匹の子豚たち」姉妹篇。
目次
この手紙は焼かないで…
遅れて来た蜜月
わたしの“父親育児年”
今、とても日本が恋しい
帰りなんいざ台所まさに荒れなんとす
テレビに向き直るとき
子供に未来を
40にして惑う
人づくりと家づくり
母親は一人ではない
宴のあとに残る人を