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出版社内容情報
それは、あるアンドロイドのおはなし。
それは、本来の任務を終えた人型機械。それは、戦災が産んだ捨て子。荒廃した世界で、雨の日に出会った二人。そして「機械」と「人間」は、「親子」になった――。Twitterで350万「いいね!」突破の人気シリーズ[メカニカル バディー ユニバース] 遂に書籍化!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
28
「「人間の本能」に訴え「安らぎ」を感じさせるには──「豊満」な方が良いのか?」「AI風情が本能だの安らぎだのと御大層な事聞きやがるぜ•••ったりめえだろうが!」。積読消化。自律化したドロイドが存在し、暴走した未来兵器が郊外で放浪、人が生きていくにはある程度の武装が必須に近い遠未来世界。ある戦闘用自律型ドロイドは戦場で人間の赤子を拾い、行きがかり上育てていく羽目になる。連載の合間に作者がSNSに趣味全開で投下していた「あるドロイドのおはなし」関連の待望の書籍化。大半のオタクに刺さる内容(以下コメ欄に余談)。2022/12/10
山口透析鉄
25
最初はTwitterで見かけたのだったか、2月に電子版で購入した作品を読みました。 戦場というか、内紛も続いているような世界で、アンドロイドや狙撃AI等々が色々と出てくる連作で、読み進めると、意外なところで繋がりがみえてきて、興味深い作品でしたね。 見た目は人間通りなのに、また何かクセもあったりで。 これは連載版(2023年に連載予定と書いてありました)も読んでみたくなりますね。 登場人物等も魅力的で、良作でした。2023/04/28
ホシナーたかはし
22
「口裂け女(仮)とてけてけ(仮)の話」は読んだことはあれど、本作だとは知りませんでした。人間とアンドロイド、人と機械、また人ならざる者同士のバディ(相棒)もの。「宇宙家族カールビンソン」を思い出しました。口裂け女(仮)のやってることは、レイニィ側にとっては悪でも、そういう風に作られてしまってはどうしようもない。気になるところで次回へ。2022/11/23
わたー
22
★★★★★著者のTwitterでの短編漫画が積もりに積もって分厚い単行本に。ストーリーとしての連続性こそ仄かに匂わせる程度なのだが、語られていない部分に想像の余地が大いにあって非常によかった。連載準備中とのことなのでそちらにも期待するとともに、魔王軍洗脳部隊の方も単行本化と連載をお願いしたい。何卒何卒。2022/10/31
緋莢
17
あとがきによると、<連載の合間の息抜きで趣味漫画をSNSに投稿したのが事の始まり とにかく〝好き”をぶっ込んだ 世界観を拡げていくのが楽しくてついつい描き続け>とのこと。その〝連載”である、『ナイツ&マジック』は読んでいたので(ただし、途中まで)、絵柄には馴染みがありました。アンドロイドが赤子を拾い、疑似用生体スキンパーツで 女性の顔を持ち〝母親”となる話や、自立型狙撃機銃AIに〝一目惚れ”された少女がタッグを組む話(続く2023/11/13