内容説明
アンセムをたおし、世界をもとどおりにしたソラ、ドナルド、グーフィー。でも、そのために閉じなければならなかった闇の扉の向こうに、リクと王様をのこしてしまった。信じていればきっとまた会える。三人はふたたびリクと王様に会うため、新たな旅に出る。
著者等紹介
金巻ともこ[カネマキトモコ]
1975年6月16日生まれ。横浜市出身。ゲーム攻略本から小説まで幅広く手がけるフリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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uD
12
手に入れるかわりに失い、失うかわりに手に入れる場所「忘却の城」に辿り着いたソラたち一行。 眠っていた記憶を思い出せたと感じた途端に、別の何かを忘れてしまった気になる。少し怖いけれど、本当に大切なことは忘れないはず…そう信じてソラは前に進みます。 「思い出せない記憶なら、なかったことと同じこと。なかったことは思い出せない。無理やり思い出そうとすれば、いつしかウソにすり変わる。」 記憶がいかに曖昧で脆弱か、そして僕たちはそんな不確かなものを頼りに生きているのだと、記憶の鎖について考えさせられる内容でした。2018/10/29
ミッキーの父ちゃん
1
COMはゲーム未体験なので、わからない部分もあるけど、お馴染みのメンバーのお馴染みのおとぼけ冒険談と言う感じですかね?…2020/09/18
テルケプ
1
記憶という不確かなものを追っていく。ゲームのノベライズだけれどなかなか考えさせられる2014/12/29
おみん
1
手に入れるかわりに失い、失うかわりに手に入れる――。それは忘却の城だけじゃなくて、私たち普段の生活でもそうだと思う。そうやって忘れていくうちに、大切なものまで忘れてしまうのだろうか――??2014/09/21
藤原湾
1
記憶にそれぞれムラがあってそれが自分がなにか大切なことを忘れているような感覚に陥らせます。最近最初の作品を読んだばかりなので自分が記憶していることも忘れ去られていると、少し寂しい気持ちになります。2012/05/28
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