内容説明
マネーリテラシーを身につければ一生お金に振り回されない!大人も意外に知らないお金の常識。
目次
第1章 「金融教育」って何を教わるんですか?
第2章 いまさら聞けない!?お金の基礎知識
第3章 知っておきたい資産運用のこと
第4章 金融詐欺に騙されないために
第5章 政治に騙されないために
第6章 お金と上手につき合うために
著者等紹介
森永康平[モリナガコウヘイ]
株式会社マネネCEO。経済アナリスト。証券会社や運用会社にてアナリスト、ストラテジストとして日本の中小型株式や新興国経済のリサーチ業務に従事。業務範囲は海外に広がり、インドネシア、台湾などアジア各国にて新規事業の立ち上げや法人設立を経験し、事業責任者やCEOを歴任。その後2018年6月に金融教育ベンチャーの株式会社マネネを設立。現在は経済アナリストとして執筆や講演をしながら、AIベンチャーのCFOも兼任するなど、国内外複数のベンチャー企業の経営にも参画。日本証券アナリスト協会検定会員。経済産業省「物価高における流通業のあり方検討会」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mc6ρ助
17
個々で紹介されるリテラシーに爺さまは不足があるわけではなさそうだ。それでも感じるこの不安感、著者の言うミクロ経済への対策だけで生きていかなければいけない自己責任なこの世界ゆえなのか(2000万貯めても安心してはいけないんだって!)。失われた30年、いやすでに35年か、はみんなが部分最適化を極めてマクロ経済を顧みることがなかったせいだと、よく考えればだれの目にも明らかなことだと思うんだけどね。2024/10/10
belalugosi6997
9
著書を読むまでは、「グローバリズム反対!新自由主義はけしからん」と豪語するが、実際には株式・投信・為替・不動産で不労所得を得て新自由主義を享受している。矛盾や引け目を感じ恥じている。今では疚しさを払拭して「合理的に行動している」と堂々と胸を張れる。著者の真骨頂は子供向けに優しく金融を教えているが、その視線の先は親に向けられている。例えば貨幣の起源を「物々交換説」と信じる親たちを子供に向けて「負債説」を教えるのは明らかに親の考えを改めさせている。著者の著書を数々読んだが最高傑作と呼べる作品。ベスト著書2023/06/18
ゼロ投資大学
2
私たちが生きていく上で、お金と無縁ではいられない。学校の授業でも金融教育は取り入れられるようになったが、ごく一部であり、必要な金融リテラシーは自分で身につける必要がある。ミクロマクロの金融経済の知識を身につけておけば、経済がどのように循環しているか理解できるので日常生活に大いに役に立つ。2024/03/08
木村あきら
1
①負債があれば同額の資産がある。国の借金は正確には政府債務(=国民の資産) ②国は支出するから、回収するという順番でもできる。信用創造。通貨価値を保つことさえできればそれでよい ③税金の役割は、格差是正、調整、ビルトインスタビライザー、産業保護(関税)、政策誘導2023/12/19
がもう
1
子ども向けとしては難しいので、子どもに、マネーリテラシーを付けたい親向けの本かなと言う印象。2023/08/11
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- 和書
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