内容説明
市場のグローバル化の進展と複雑化に伴い、消費経済問題も多様化し、単なる規制だけでは対処できない状況にある。市場で情報劣位にある消費者が、この状況にどう対処すべきかを、経済学の基礎理論と具体的な消費経済問題の両方から学ぶことのできる書。
目次
第1部 経済理論の基礎(消費者サイドの経済学とは;市場取引(完全競争市場)―需要と供給
家計の行動
企業の行動
市場の機能
市場の限界
マクロ経済学とマクロ経済を捉える経済指標
貨幣の需給
財政政策と金融政策
国際マクロ経済学
行動の経済理論)
第2部 現代の消費経済問題(食の安全・安心;金融制度改革と消費者;財政赤字と消費者;ICTの発展と消費者;地域活性化とコミュニティビジネス;医療サービスと消費者;悪質商法と消費者;環境問題と消費者)
第3部 消費者保護政策と消費者庁(消費者の権利と責任;消費者保護政策と消費者庁)
著者等紹介
朝岡敏行[アサオカトシユキ]
所属名・職位:中京学院大学特任教授。学歴:愛知学院大学大学院商学研究科博士課程後期(1975年)
関川靖[セキガワヤスシ]
所属名・職位:名古屋文理大学教授。学歴:愛知学院大学大学院商学研究科博士課程後期(1985年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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