洋書天国へようこそ―深読みモダンクラシックス

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757433533
  • NDC分類 930.27
  • Cコード C0082

内容説明

原書で読んでも翻訳で読んでもおもしろい!長年膨大な洋書におぼれてきた翻訳家とともに深読み、横滑り読み、拾い読みしながら主に20世紀の英語の古典の魅力を味わう。

目次

1章 ごめんなさい、スタインベックさん!再読して発見した名著の素晴らしさ(若きヘミングウェイが文学修行したパリの日々―『移動祝祭日』アーネスト・ヘミングウェイ;巧みな比喩にうならされるハードボイルドの名作―『さらば愛しき女よ』レイモンド・チャンドラー;文豪ロレンスの凄みが味わえる初期の短篇―「プロシア士官」D.H.ロレンス ほか)
2章 「哀れ」を知る年ごろになって読むと古典はじわじわ身体にしみてくる(世界が結晶化する意味は?聖書的寓意も書かれた新しいSF―『結晶世界』J.G.バラード;ボヘミニズム隆盛のNYで古典的形式の詩で活躍した女性詩人―『ミレー詩集』エドナ・セント・ヴィンセント・ミレー;戦前のニューヨークの雰囲気が味わえる幻想的恋愛小説―『ジェニーの肖像』ロバート・ネイサン ほか)
3章 同時代の異なる国の作家を続けて読む。古典は「横滑り読み」が面白い(アメリカ人なら一度は読む人道主義的テーマの名作小説―『アラバマ物語』ハーパー・リー;濃密な詩的雰囲気が評判となったカポーティの第一長篇―『遠い声 遠い部屋』トルーマン・カポーティ;50年代に登場した名作異世界ファンタジー―『ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり』C.S.ルイス ほか)

著者等紹介

宮脇孝雄[ミヤワキタカオ]
1954年高知県生まれ。翻訳家。早稲田大学政治経済学部在学中に「ワセダミステリクラブ」に参加。敬愛するミステリ評論家・翻訳家の小鷹信光氏の薫陶を受けつつ翻訳活動を始め、早川書房よりデビュー、今に至る。また翻訳に関するエッセイ、料理や英米文学・ミステリに関するエッセイ、評論も多い。現在、(株)日本ユニ・エージェンシーで翻訳教室を開講、専修大学で非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

33
読み友さんの感想で気になり、読みました。洋書の翻訳が苦手で、あまり手にしなかったのですが、ちょっと読みたくなりました。原文も紹介されていたので、英語の勉強にもなりました。ストレートじゃない書き振りは、分かりづらかったですが。今はネットで気軽に洋書が読めるので、挑戦してみたいと思います。2020/03/08

パトラッシュ

29
翻訳書を読む際に原文と日本語文の違いなど普通は気にしないが、翻訳家によって原文の意図や特異な語彙を把握しているかで相当な違いが出てくるのを知った。取り上げられた作品のうち読んでいたのは半数弱だが、あの小説のこの部分はこういう意味だったのかとか、こう理解していたのが実は全く逆だったとの例もあるなど、当たり前のように読んできたものの意外な切り口や作家の思いを「再発見」させてくれる。まず未読の小説に手を出すだけでなく、学生時代の外国書講読の授業以来ずっと縁遠かった原書についても改めて読んでみる気にさせてしまう。2019/10/09

M H

27
「翻訳地獄へようこそ」に続いて英語がわからないのに買う。原文の良さ、時代背景、そのジャンルにおける立ち位置をバランス良く紹介するエッセイで大変面白い。一番読みたくなったのは不倫系恋愛小説の傑作という「よき兵士」(邦題:かくも悲しい話を…)。古書価が高い…。再読したくなったのは「秘密の花園」。「メアリは、お母さんがいなくても、ちっとも淋しくありませんでした。自己陶酔型の子どもだったので、今までどおり、自分のことばかり考えていました。」どんな子だよ(笑)2020/06/29

まこみや

26
作品紹介のなかに一部を原文で引用してある。その原文と宮脇さんの訳文・解説を比べながら読むと、なるほど翻訳だけではわからなかった面白さを気づかせてくれる。翻訳で読んできた作品を原文で読めたらなあと思う。でも今まで何度か試みて挫折してきたので、注釈もなしに原書を丸々一冊読み通す自信(気概)がないよ。誰か原書を通読するための良いアドヴァイスがあれば教えてくださいな。2020/05/16

テイネハイランド

22
図書館本。英語雑誌「マガジンアルク」の連載記事を加筆再構成した本です。前に読んだ「翻訳地獄へようこそ」もそうですが、宮脇先生は、原書からの引用がなかなか上手く、紹介本(計49冊)をどれも読んでみたくなりました(既読本は、「大転落」「スタイルズ荘の怪事件」「碾臼」「二十日鼠と人間」「白鯨」の5冊)。未読本の中だと、「遠い声 遠い部屋」「ガラスの動物園」「よき兵士」「夏への扉」「移動祝祭日」「魔法の樽」などは特に惹かれます。紹介本をいくつか読んだあとにまた時間を置いて本書を再読するのも面白いかもしれません。2019/11/10

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