内容説明
著名な小説、エッセイ、評論を通し、日本文化、事情や上質な日本語を学ぶ。
目次
中身当てクイズ（佐藤雅彦）
お母さんみんなで食卓を囲む幸せ（よしもとばなな）
やっぱり敬語が必要なわけ（橋本治）
シンプル（山本昌代）
ブブヅケ（梅棹忠夫）
脳のはたらきを目で見てみよう（川島隆太）
大根を半分（沢木耕太郎）
隣人訴訟事件（後藤昭）
わざわざ書く（宮沢章夫）
東京スカイツリーの秘密（瀧井宏臣）
天井裏（村上春樹）
吟味された言葉（倉本聰）
三十秒と三分（阿刀田高）
さかさに地図をながめてごらん（小松左京）
雨傘（川端康成）
字のないはがき（向田邦子）
「春」の息吹（阿辻哲次）
蓬莱の玉の枝―「竹取物語」から
枕草子（清少納言）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポン
3
沢木耕太郎『大根を半分』 佐藤雅彦『中身あてクイズ』 全くタイプは違いますが、書籍が出るたびに必ず読んでいるお二人。同じ本に収録されており、驚きとともに早速、手に取りました。沢木氏の文は、『彼らの流儀』で１９９１年に刊行されたものです。おそらく、書かれたころと自分が同じ年代になりました。過去にも読んでいるはずですが、今回は特に心に沁みました。2018/08/06
