内容説明
心の負担や思い込みを取り除き、学習効果を驚くほどアップさせる精神科医・香山リカの心ほぐれる処方箋。学習をめぐるをさまざまな悩みに対し、精神科医としての経験と、自らの語学学習体験をベースに、決して「自己嫌悪」に陥らずに学習を続けるコツを説き、多くの人々を救った、語学系出版社アルクの会報誌『マガジンアルク』連載５年分を一挙掲載。
目次
１ 始めるきっかけがつかめません
２ この性格が学習の妨げ？
３ 結局は能力に自信がないのです
４ モチベーションを維持できません
５ 続けられない自分が情けない
６ 学習が進まないのは環境のせい？
７ 脳や体のメカニズムと学習の関係
８ 情報化社会の中で学習するということ
著者等紹介
香山リカ［カヤマリカ］
１９６０年、北海道札幌市生まれ。東京医科大学卒業。精神科医。立教大学現代心理学部教授。豊富な臨床経験を活かし、心の問題をはじめ、幅広いジャンルで現代人を取り巻く状況を読み解いている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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きいち
12
不純な動機こそ大切！そう、そう。◇ふつうの大人の学ぼうとする気持ちを守ってくれる、とても正しく役に立つＱ＆Ａ集。つい陥ってしまう完璧主義や自責の念といった真面目さが学習の一番の敵、であることを示すため、気軽に書かれてるように見えて（広報誌の連載だし）、とても周到に言葉が選ばれているように感じた。自己コントロールの堂々巡りにはまりこむと、楽になろうとするほど楽になれなくなってしまうもの。そんな時にふっと楽な気持ちにしてくれる言葉って、結構貴重だ。勉強になった。2013/05/27
Humbaba
11
語学は，出来ないよりはできたほうがよほど良いものである．しかし，語学を勉強するときにそこまで身構えてやる必要のあることというわけではない．たとえ完璧に出来なくても，それに落胆することなく前向きにできることを続けていけば良い．2011/12/26
Riopapa
3
あまり気負わずにやることがいいということでしょうか。ちょっと中断気味のフランス語学習もぼちぼち再開しよう。2013/05/27
noritsugu
2
『マガジンアルク』連載時も一応読んでいた。心理学の知識がある口数の減らないおばちゃんのうだうだエッセーなんだけどねえ。2011/03/12
かりん
2
3：ちょっとずつでもなんでもやればいいじゃ～ん。とゆるい励ましをいただけます。香山さんはあくまで「自分もなかなか勉強できなくてね」というスタンス。2008/07/11
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