内容説明
発音よければ、すべてよし。発音のいい人は、必ず中国語をマスターできます。すべての中国語学習者のニーズにこたえる発音教材の決定版。
目次
第1部 中国語の発音―発音の知識と技術を確実なものへ(発音の特徴など;中国語の発音表記法「ピンイン」;音節の構造 ほか)
第2部 発音徹底トレーニング―アタマで知り、カラダで覚える(“a”と“e”、そして“e”と“u”;コエとイキとは相性が悪い―無気と有気;「そり舌音」は“zi,ci,si”のあとで ほか)
第3部 朗読にチャレンジ―音節からことばへ(子どもの歌・勉強の歌;早口ことば;唐詩 ほか)
著者等紹介
日下恒夫[クサカツネオ]
関西大学文学部教授(中国語中国文学)。1945年福山市生まれ大阪方言区育ち。神戸市外国語大学卒、東京都立大大学院博士課程中退。1974年関西大学専任講師。1984年以来現職。中国語教育学会、中国語検定協会理事、老舎研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
satochan
1
関西人向けの中国語の本かもしれない。笑。発音の本なのに、とてもおもしろい。著者の説明やところどころに見られる毒舌のおかげで、どんどん読んでいける。中国語を勉強している日本人の発音は本当にひどい。でも中国人の正しい発音を知ってるけどいい発音じゃないって人が読めば、とても理解しやすいと思う。CDは聞いてないけど書いてあることはそのとおりだと思う。わかりやすい。「いうべき意見がなく論理的に日本語で話せない人が、外国語で、内容のあることを、論理的に述べることなど、たとえ太陽が西から出たとしても、ありえない」2014/07/07