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VSTOとSharePoint Server 2007による開発技術―Visual Studio 2008で構築するOBAソリューション

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  • サイズ B5判/ページ数 561p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784798118413
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C3055

内容説明

OBA(Office Business Applications)は、Microsoft Office Systemをベースとして高度なITシステムを開発するソリューションです。Office SharePoint Server 2007などの高度な管理機能やセキュリティ機能と、Office Excel 2007などの身近で使い慣れたOfficeクライアントの機能をあわせて活用することで、高機能で操作性に優れたソリューション開発を短期間で実現できます。このOBA開発には、開発環境としてVisual Studio 2008によるOffice開発ソリューション(VSTO:Visual Studio Tools for Office)の活用が中心となります。本書は、これまで国内で紹介されることが少なかったこのような環境における開発技術、ノウハウについて、この分野のエキスパート6名が体系的で具体的な解説を試み、OBAソリューション開発に関する効率的な学習を可能にするものです。本書で解説する技術や各種サービスを組み合わせることにより、人とシステム、システムとシステムをつなぎ、高度なシステムを統一したユーザーインターフェイスのもとで簡単な操作で使用できる業務ソリューション開発が可能になります。

目次

第1部 概要編(Microsoft Officeを活用した業務ソリューション)
第2部 Officeクライアント開発編(Visual Studio 2008を使ったOfficeクライアント開発)
第3章 SharePoint Server 2007開発編(Office SharePoint Server 2007のアーキテクチャ;フィーチャーを用いた基本的なカスタマイズ;サイト定義とソリューションの配布;ユーザーインターフェイス/Webパーツ開発;ワークフロー開発;エンタープライズ検索とBDC)
第4部 実践編(OfficeクライアントとOffice SharePoint Server 2007の複合ソリューションの開発)

著者等紹介

小高太郎[コダカタロウ]
マイクロソフト株式会社デベロッパーエバンジェリスト。東京理科大学出身、某国内SI企業にてERPパッケージ開発に携わり、プログラマー、SE、PMとさまざまなロールを担当すると共に、Microsoft Universityの講師を兼務する。マイクロソフト株式会社では、デベロッパーエバンジェリストとして、テクノロジーの訴求に従事している。興味分野はOfficeクライアント開発、データアクセス関連、WindowsMobile開発など

小松真也[コマツシンヤ]
マイクロソフトディベロップメント株式会社オフィスサーバー開発統括部ソフトウェアデベロップメントエンジニア。専門学校でコンピューターグラフィックスと情報処理の基礎を学び、卒業後、ITソリューションベンダーにてCOM/CORBAなどの分散オブジェクト技術や、ASP/ASP.NETを利用したネットワークソリューションの設計・開発を担当。マイクロソフトディベロップメント株式会社では、GroupBoard WorkspaceやSharePointのモバイルアクセス機能、VSeWSS(Visual Studio extension for SharePoint)など、SharePointおよびその関連製品の設計・開発を担当。現在もSharePointの次期バージョンの設計・開発を行うかたわら、Tech‐EdなどでSharePoint技術の啓蒙活動も行っている

小山才喜[コヤマサイキ]
PCのハードウェア系のサポートやフィールドSEを経験後、2000年2月にマイクロソフト株式会社に入社、主にサービス部門でエンタープライズ企業の技術営業に携わる。その後、Office系の技術営業に転身し、エンタープライズ企業向けにVSTOを利用したOffice開発を業務に活かす提案活動を行う。また、VSTOの啓蒙活動として、Tech‐EdやMSDNブログにおいてVSTOを利用した業務と技術を結びつける訴求活動を実施してきた。2009年2月より、株式会社クリエ・イルミネートにおいてOfficeとSharePointのカスタマイズによるソリューション提案を行うコンサルティング事業を立ち上げ中

西岡真樹[ニシオカマサキ]
マイクロソフト株式会社インフォメーションワーカービジネス本部エグゼクティブプロダクトマネージャ。武蔵工業大学工学部経営工学科を修了後、大手電機メーカーにおいて独自PCの企画、Windows 95/98、DirectX等の日本語版開発、デスクトップLinuxのマーケティングを実施。マイクロソフト株式会社では、はがきスタジオ2003/2003などの日本独自ソフトウェアの企画・開発、InfoPath 2003/2007、Business Scorecard Manager 2005、SharePoint Server 2007のマーケティングを担当。現在はOBAのマーケティング責任者として、OBAをベースとした基幹連携業務ソリューションの構築支援、技術啓蒙を行っている。日本でのOffice Developer Centerの管理者

松崎剛[マツザキツヨシ]
マイクロソフト株式会社デベロッパーエバンジェリスト。慶應義塾大学理工学研究科修士課程を修了後、メーカー、コンサルティング会社において、情報システム構築/製品開発における、プログラマー、プロジェクトリーダー、技術アドバイザーなどを経験。現在、マイクロソフト株式会社において、主にサーバー開発/SharePointテクノロジーを中心に、エンタープライズ向けシステム構築の視点で技術紹介や技術啓蒙を実施

山崎愛[ヤマサキアイ]
オフィスアイ株式会社代表取締役。早稲田大学第一文学部卒業。長年、マイクロソフト認定トレーナーとしてIT技術者育成カリキュラムの企画、開発、実施等を担当。2008年4月に独立し、オフィスアイ株式会社を設立。現在はSharePoint Server 2007を中心とした技術者支援コンサルティングなどを行っている。2004年にMicrosoft MVP for Windows SharePoint Servicesとして、国内で初のSharePoint分野で受賞し、現在まで毎年連続受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。