内容説明
月に魅せられた写真家が身体の不自由を補って写した心の光。
目次
彩りの月―白、黄色、そして赤 大気に染まる月の色
日々の月―満ちて欠けて気まぐれな月
出会いの月―眺める月に巡り会う
よそおいの月―光が織りなす月夜の神秘
心の月―西に東に魅惑の月に包まれて
著者等紹介
竹下育男[タケシタイクオ]
1970年、皆既月食がきっかけとなり天文に興味を持つ。独学で撮影、暗室技術を学び1年後には天文誌のフォトコンテストに入賞。1990年ごろより撮影している月と星のある夜空の風景「星景色」は絵画的な作風となる。2005年「愛知万博」では映像を発表。現在、愛知県新城市を拠点に天空のロマンを撮り続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瑪瑙(サードニックス)
17
色々な月の写真集。月って太古から女性に例えられてきた。静かで神秘的なところが女性的と思われたのかな?満月も三日月も糸見月も上弦の月も下弦の月も好き。月は様々な表情をみせてくれるので飽きない。2015/06/16
あおいたくと@灯れ松明の火
3
久々に再読。月のある風景がメインなので、月の写真を視たいと思ったらこの一冊。2015/01/05
ちひろ。
2
夕暮れ時の、群青と朱の中に浮かぶ月が好き。素敵な写真集でした。 前読んだ人たちの扱いが乱暴だったのか、ページが所々取れてたのが悲しい。2012/10/13
yuzi
2
月好きにはたまらない一冊!足に障害を持ちつつも、「待つ」ことで最高の一瞬を切り取ってきた著者による月の写真集◎海や山との共演、惑星との共演など多し。個人的には月齢1と月齢29とかの細~い月が好みなので、地球照の月などの写真は素敵でした~。満月の月光がふりそそぐ町の写真なども圧巻。ふっと息をつきたい夜の一時のお供にどうぞ♪2009/11/16