ヒトは、こんなことで死んでしまうのか―監察医・上野正彦が死因の不思議を科学する!

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ヒトは、こんなことで死んでしまうのか―監察医・上野正彦が死因の不思議を科学する!

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757302549
  • NDC分類 498.9
  • Cコード C0040

内容説明

われわれの隣にあって、しかしほとんど知られていない死の現実について、他に類を見ない豊富な知識と経験を持つ法医学の第一人者が、これまでにない角度で、死を語り尽くす。意外な現実、想像もできない事実、不思議な人体の謎、死の知識の常識・非常識、知っていそうで知らない医学的知識…、われわれは死について何も知らなかった。監察医として二万体の検死・解剖を行なった著者が、持てる知識と経験のすべてを明かす「生と死のバイブル」。

目次

第1章 日常にひそむ死の危険(菓子の小さなかけらで死ぬ 喉にものが詰まると危険;健康のための階段上りが死を招く 小さな異常は健診で見つからない ほか)
第2章 生と死の境界線(呼吸停止の限界は?理論上の限界は8分だが…;心臓停止は何分なら大丈夫?電気ショックは心臓が完全に止まる前に ほか)
第3章 意外な死の真相(舌を噛み切れば死ぬのか?ただ痛いだけの自傷行為;刀で切られたら即死する?実態はのたうちまわる ほか)
第4章 死の医学(首つりは窒息死ではない?気管が絞まるか、血管が絞まるか;首つり自殺と絞殺の違い 偽装工作は100%無理 ほか)

著者等紹介

上野正彦[ウエノマサヒコ]
1929年、茨城県生まれ。東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。1959年、東京都監察医務院監察医となり、1984年に同医務院長となる。1989年に退官。同年、初めての著書『死体は語る』(時事通信社)を出版、60万部のベストセラーとなる。その後も数多くの著作を重ね、鋭い観察眼と洞察力で読者を強く惹きつけ続けている。また、法医学評論家としてテレビや新聞・雑誌などでも幅広く活躍し、犯罪に関するコメンテイターの第一人者として広く知られている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyaoko

71
やはり、ゴルゴはさすがたな、と思った。これ、一番の感想(笑)詳しくは読んで下さい。でも、上野先生の本は不謹慎だけれども、面白い。男女で違う腹上死の年齢とか、ゲップやオナラを我慢しても死ぬとか、凍死した人が何故服を脱いでいたのとか。上野先生の本はまだまだ読みたい。2020/02/23

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

47
監察医として2万体の検死・解剖を行った著者が、知っていそうで知らない死の現実について語り尽くした1冊。雪山で凍死した人の中には、服を脱ぎ捨て裸になっていた人がいるという。これは、体温が上がると外気温との差が大きくなるので寒く感じ、体温が下がると外気温との差が小さくなるので熱く感じるというわけらしい。つまり、雪山で36度の体温が30度くらいに下がり、外気温との差が小さくなり、熱く感じて服を脱ぎ捨てたというわけだ。印象に残る亡くなり方だな。2019/07/27

山下哲実

27
軽く流し読みで読了!命って儚いよなぁ。2015/11/01

carl

23
面白かった。 監察医30年2万体を解剖した・・これだけで充分凄い。 腹上死のピーク男性30~40代、女性50~60代(ヘ~) 2019/06/02

うさっち

22
タイトル通りの事例や雑学が盛り沢山。意外なものや自分の知識が間違っていたものもあり勉強になった。ただ図書館で借りた本だったのに、所々に線が引かれていて不愉快。次に読む人のことを考えて気づいたところは消したけど「舌を噛んでも死なない」に線なんか引いて噛む予定だったのか…。2015/10/13

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