出版社内容情報
《内容》 ヴァチカンの司祭に向けての講演をはじめ,人類最大の謎と言われる「睡眠」と「夢」の関係をわかりやすく語った,九篇の講義録を収めた。最新の研究報告を交えながら,脳と睡眠の関係,夢のメカニズムについて,解き明かしてゆく。フランスでは,同時に刊行された小説『夢の城』とともにベストセラーとなった。小説のガイドブックとしても読める,手頃な入門書。
内容説明
フランスの睡眠研究をリードしてきた脳生理学者が「夢みる脳」の仕組みを語る。夢はどのように生まれ、何の役に立っているのか。ヴァチカンでの講演論をはじめ、いきいきとした言葉で睡眠研究の現在を紹介。小説『夢の城』の姉妹篇として、フランスでベストセラーとなった話題作。
目次
第1章 睡眠という迷路の中で―本書のあらすじ
第2章 夢の博物誌
第3章 夢をみているあいだにふたつに分離する脳―二千五百二十五の夢の記録より
第4章 眠り、霊魂のもうひとつの顔
第5章 逆説睡眠は夢をみているときと同じ状態といってよいのだろうか?
第6章 夢幻様行動
第7章 夢は何の役に立つのか?
第8章 遺伝、環境、心的個性化と逆説睡眠
第9章 結論 三十年の夢の研究とパラダイムの崩壊
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