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出版社内容情報
芸人・山崎邦正が落語家・月亭方正になった<理由>のすべて……
さようなら、山崎邦正。
「さようなら、山崎邦正。」なぜ、僕は改名してまで落語の道を進んだのか――。40歳直前に落語に目覚めて、月亭八方師匠に入門。さらに改名、大阪移住。テレビでおなじみの“山ちゃん”にいったい何が起こったのか。自らその顛末と決意を余すところなく描く、「月亭方正」の落語家宣言。
第一章 「ずっと探してたんは、これやったんや」
月亭方正に改名しました/落語の“ら”の字も知らなかった/ずっと何かを探していた/吉本新喜劇の座長を目指す/人生で初めて落語を聴く/名コック・桂枝雀/落語は“バナナの皮”/衝撃を信じる/噺家になって分かった枝雀のスゴさ/見つけた!
第二章 「師匠、月亭下さい」
「やっていけるか?」/破天荒に憧れて入院/落語漬けの毎日/『阿弥陀池』で初高座/「何でこんなことを」/キラッキラの初舞台/月亭方正、誕生/「本気でやんのか?」
第三章 「天職じゃない?」
サービス精神旺盛だった幼少期/“のど自慢”で優勝「東村山音頭」/中学生は『宿屋仇』?/テレビで知った笑いの楽しみ/“ミスター南高”に選ばれる/歯科技工士を目指す/ダメ元でNSC入学/
第四章 「ここで挑戦せえへんかったら、どこで挑戦すんねん」 077
八方師匠の弟子になる/礼儀を学ぶ/師匠の愛情に涙/叱ってくれる人がいる有り難さ/周りから聞く師匠の人柄/『蛇含草』と『猫の茶碗』/懐深く/四十歳で師匠を持つということ/弟子になるということ/八方一門/受け継ぐべき師匠からの教え
第五章 「出会っちゃったんだ」
志の輔師匠で江戸落語にハマる/面白さの概念が変わる/落語から見える“志の輔”という人/生で聴く「志の輔らくご」/紳士=志の輔師匠/『ねずみ穴』を習う/「どうして落語なの?」/初稽古で師匠を驚かせる/「人情噺だからこそ、明るく」/方正版『ねずみ穴』
第六章 「人生って修業ですよね」
月亭二人会/やみ鍋の会/ひとり会で落語に感謝/単独ライブとの違い/体験してみて分かる/四十歳で出会ったから/持ちネタ、得意ネタ、新作ネタ/素直でありたい/落語は修業/落語のことを毎日考えている/お年寄りの前でやってみたい/たい平師匠に教わった教訓/変えたらアカン『看板のピン』のサゲ/方正流の落語へ
第七章 「どっちかにせえへんか」
改名のきっかけ/噺家、月亭方正/大阪へ/若手も興味持ってくれた/噺家修業/妻と娘、息子/人情噺を大阪へ/大阪に移植しにくい噺/江戸落語、上方落語/東京の空気、大阪の空気
第八章 「ホンマに天命か?」
祈ることが二つしかない/落語の短所/“ない”ものが“ある”/口角を上げると楽しくなる/落語を演ると人に優しくなれる/感謝を返せる噺家に
<エッセイ>月亭方正への“変身” 宮内 見
<特別寄稿>方正のこと 月亭八方
【編集者からのコメント】
2013年1月1日、お笑い芸人「山崎邦正」さんは、落語家「月亭方正」さんに完全改名されました。『ガキの使いやあらへんで!!』をはじめ、テレビの「山ちゃん」のイメージが強い方々からは少なからず驚きの声が上がったようですが、本書を手に取られる方には。更なる驚きが待ち構えています。CDで聴いた桂枝雀師匠の落語に衝撃を受けて落語に目覚め、勢いで初高座を務めたその夜に月亭八方師匠から新しい名前を頂き、八方師匠の計らいで上方落語協会に入門、さらに立川志の輔師匠に人情噺を教えて頂き、月亭八光さんとの二人会や独演会を敢行、そしてついに大阪移住、ダウンタウンのお二人から許しを頂いて改名……芸歴20年の人間が体験するにはあまりにも目まぐるしいドラマの連続。そこにあるのは、「落語」に対して真っ直ぐな目を向け続ける、一人の若手噺家の姿です。本書は単なるタレント本でも落語本でもありません。新しい何かを始めるのに躊躇しているすべての人の背中をポン、と押してくれる一冊、ぜひご一読ください。
【著者紹介】
月亭方正(つきてい・ほうせい)
落語家。1968年2月15日、兵庫県西宮市生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。上方落語協会会員。お笑い芸人「山崎邦正」として、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ)などの多くのテレビ番組で活躍。2008年5月11日、月亭八方一門に入門、「月亭方正」の高座名で落語家としても活動するようになる。2012年12月17日には、翌年の2013年1月1日より、テレビ出演などの落語以外の舞台もすべて、「月亭方正」として活動することを発表した。著書に『奇跡』(遊タイム出版/山崎邦正名義)などがある。
内容説明
40歳直前に落語に目覚めて、月亭八方師匠に入門、さらに改名、大阪移住。テレビでおなじみの“山ちゃん”に何が起こったのか。
目次
第1章 「ずっと探していたのは、これやったんや」
第2章 「師匠、月亭下さい」
第3章 「天職じゃない?」
第4章 「ここで挑戦せえへんかったら、どこで挑戦すんねん」
第5章 「出会っちゃったんだ」
第6章 「人生って修業ですよね」
第7章 「どっちかにせえへんか」
第8章 「ホンマに天命か?」
著者等紹介
月亭方正[ツキテイホウセイ]
落語家。1968年2月15日、兵庫県西宮市生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。上方落語協会会員。お笑い芸人「山崎邦正」として、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ)などの多くのテレビ番組で活躍。2008年5月11日、月亭八方一門に入門、「月亭方正」の高座名で落語家としても活動するようになる。2012年12月17日には、翌年の2013年1月1日より、テレビ出演などの落語以外の舞台もすべて、「月亭方正」として活動することを発表した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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