出版社内容情報
騙され、愛され、おちょくられ、にわか教師、「方程式」で一苦労!
広告業界営業マンから“にわか数学教師”(青年海外協力隊員)に転身、西アフリカ・リベリアに赴いた青年。異文化との接触、理想と現実とのギャップのなかで、若者の心は、好奇・有頂天から苛立ち、そして容認へと奇跡を辿る。
本書には、人が異文化の中に身を投じたときにどのような心の動きを描くか、そして、紛争や飢餓ではない、アフリカの日常の姿が描かれている。
1 好奇の頃
2 有頂天の頃
3 苛立ちの頃
4 邁進の頃
5 容認の訪れ
内容説明
騙され、愛され、おちょくられ、にわか教師、「方程式」で一苦労!「好奇心」から青年海外協力隊に参加したと語る著者の、揺れ動く心に映った日常のアフリカ。アフリカ―2年間の心の旅路。
目次
1 好奇の頃(前段―協力隊員への道のり;首都・モンロビア概観 ほか)
2 有頂天の頃(二学期前半;近況報告 ほか)
3 苛立ちの頃(ゴードン・ゴノのこと;リベリア人の嫌なところ ほか)
4 邁進の頃(ジョゼフのことなど;最終学期の物語)
5 容認の訪れ(任務外旅行;一時帰国まで ほか)