大手広告代理店のすごい舞台裏―電通と博報堂が圧倒的に強い理由

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757220928
  • NDC分類 674.4
  • Cコード C0030

内容説明

博報堂に18年間勤めた著者が見た大手広告代理店のすごい人たち。究極の家内制手工業&肉体労働の世界でおのれの頭脳と肉体を限界まで酷使する大手広告代理店マンたちの壮絶な仕事ぶり。

目次

第1章 大手広告代理店マンのすごい仕事ぶり
第2章 大手広告代理店マンの素顔
第3章 営業マンのすごい接待
第4章 大手広告代理店の知られざるお仕事
第5章 大手広告代理店のメディアコントロール
第6章 大手広告代理店の黄昏

著者等紹介

本間龍[ホンマリュウ]
1962年、東京都に生まれる。1989年、博報堂に中途入社し、その後約18年間、一貫して営業を担当する。北陸支社勤務時代は、北陸地域トップ企業の売り上げを6倍にした実績をもつ。2006年、同社退職後に知人に対する詐欺容疑で逮捕・有罪となり、栃木県の黒羽刑務所に1年間服役。出所後、その体験をつづった『「懲役」を知っていますか?』(学習研究社)で作家デビューをする。服役を通じて日本の刑務所のシステムや司法行政に疑問をもち、調査・研究を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

12
5年も前の本だからだろうが、今考えるとこの業界は華やかさと地味さが同居した、すごい世界だったんだなあ。今その業界にいる自分が言うのも不思議なのだが(爆)というわけで、元博報堂の著者が語る、大手広告代理店の実態。バブル期の話が中心なので、今じゃ伝説みたいな(現実離れした)エピソードが次々に出てくる。断っておくが今はここまでバブリーではないと思う、この本のような光景を目指して広告の世界には来るなよ(爆)ビジネスのキモや広告業界の光と闇など、今でも役立つ小ネタが盛り込まれているので読み物としてもおもしろい。2017/07/10

tella7350

5
広告代理店を舞台にしたお仕事小説を読んだような感覚。バブル期の話など、回顧録のような所もあるが、それ以外の広告業界の内情は興味深い。2015/05/08

うさうさ

4
もと中の人が書いた暴露本に近いかな。何かと非難されるマスコミを真に牛耳るデンパク。彼らのメディアコントロールから選挙、オリンピックまで幅広い業務をこなしてる社員の実態は、頭脳明晰な超肉体労働者。家内制手工業で自分の頭脳と肉体を限界まで酷使し、高給と引き換えに身体を壊す人も多い。ある種のタブーを含んだ内容で、そんなものかなと思う。2013/12/07

seichan

3
著者はもと博報堂に勤務。ここで描かれる営業マンの仕事っぷりを見ると、物凄い体力・知力・人柄を要求されるもんだと溜息。プレゼン成功すれば数十億の売上、取れなければゼロどころか準備代込みでマイナス、とまさにバクチのような商売だよなー。ぎりぎりまでチームぐるみでベストを尽くす辺りはまさに迫力十分。一方では取引先の重役や議員の息子のコネ入社などの生臭い話もちゃんと書いてある。バブル時代のタクシー肉弾?確保話などは日本中にリゲインのCMソングが響いてた頃のノリがある。権力と広告代理店の関係はもっと詳しく知りたいね。2016/09/18

lily

3
日本の広告代理店TOP2を誇る電通と博報堂の内情。給料も高く、イケイケな会社のイメージだが、給料に見合うだけある超ハードな会社。体力・コミュ力・アイデア力を揃えないと生き残れない世界。第一線でいつまで活躍できるのだろうと思ってしまう。政党癒着、メディアコントロール、原発報道などは闇の深さを感じる。それにしても、全然使えないコネで入った新人、合コンでの受けの良さなどの話はリアルだった。2015/05/13

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