- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > ファミ通文庫
内容説明
天尊流星によってイマージュを抜かれ、生ける死人と化した父親を助けるため、魔剣をとったサガミ・ケイ。だが、戦いには勝利したものの多く人々を犠牲にしてしまった。そんな悲嘆にくれるケイに新たな敵が!コールサイン『Z』―魔剣計画の最終形態であり、魔剣を遙かに上まわる知能と能力を持つ完全体。それゆえに封印されたZが、イマージュを使って、新たな刺客をケイにしむけた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hroko
2
本棚の奥のほうで、真・女神転生 III の小説本を探していたら、目についたので、再読 ... 人工知能と云いますか、知性だけがある武器=魔剣とヒトの精神との関係など、古びないテーマですね。舞台は、まぁ、一昔前ですけれど。それにしても、こういうアイテムは、やっぱり生体とのインターフェースが不思議です。2020/12/30
hroko
1
人工知能で成長するデバイス=「魔剣」の開発、精神とデバイスや人工知能との関わりなど、レトロヒューチャーなSF設定で、返還まぎわの香港を舞台にしたアクション活劇...なのですが、20世紀が終わる頃の「5分後の未来」、それをゲームのノベライズで表現したらどうなるのか、それを味わうことができます。ゲームの設定は既知のものとして、あまり語られないし、関係ないようなところが、ちょっと残念です。2014/06/01
いっち〜
0
アトラスが以前に作ったアクションゲーの小説。原作ではストーリー分岐はあったもののそれほど設定や内面描写があったわけではなかったけど、こちらの小説ではその設定を上手く活かしてる反面、設定をある程度知らないと分かりづらいかもしれない。個人的には、精神が科学的に完全に解明されてるところや歴史上の人物(何故かシリアルキラーが多い)の精神が注入された超人が出てくる世界観は結構好きなのですが。まさか人間以外の精神まで出てくるとは思いませんでしたが。全体的に面白かったけど、最後が少し駆け足気味の展開になっていたのは残念2016/10/16