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内容説明
あなたが知っている『アトム』は本当の『アトム』!?単行本化に際し、何度も原稿を描きかえた手塚治虫。雑誌初出時の図版と比較し、オリジナルを網羅する。
目次
宇宙からの闖入者
長編から短編まで、読み切りの面白さ
どっこい物語は続いていた
アトム兄弟の物語
アトムも時に家出する
アトム、東奔西走す
人間のエゴの愚かしさ
アイデンティティを求めるロボットたち
人工知能の反乱
ガスにもいろいろあるでガス
魔の手が伸びる
異次元からの来訪者
著者等紹介
小野卓司[オノタクシ]
1949年、広島県因島市(現・尾道市)生まれ。旧姓、村上卓司。幼少期より手塚治虫作品などの少年漫画に接する。1973年NHK入局、アナウンサー。アマチュア研究家として、昭和30年代を中心とした少年漫画の研究を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
36
手塚治虫が単行本化の際に雑誌掲載時の原稿に手を加えることに着目し、『鉄腕アトム』に限定して、オリジナルと改稿後の原稿を比較したのが本書だが、内容としては正直、残念な点が多い。まず、丁寧に作品を読み返し、原稿の変化を些細な部分も見落とさずに調査しているのは評価できるが、肝心の考察の浅さが否めない。単に変化の羅列では面白みに欠ける。また、ストーリーから教訓を読み取った記述が多いのも気になる。本来の目的から逸脱してしまっているのだ(著者はNHKのアナウンサーだったらしく、(つづく)2022/05/17
ホームズ
2
アトムの弟コバルトが自爆するというオリジナルの「ミドロが沼」が見てみたくて図書館で借りてみました。やはり時代やいろんな事情で結構書き換えられているんですね。確かにいまどきアトムが「真空管」で動いてるって言われても(笑)書き換える前のオリジナル版が読んでみたいな。2009/02/19
わとそん
0
まあまあ2012/08/17