日本の〈現代〉
働く過剰―大人のための若者読本

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757141032
  • NDC分類 366.021
  • Cコード C0030

出版社内容情報

▼若者と労働をめぐる言説は多い。「ニート」「即戦力」「コミュニケーション能力」「自己実現」「過重労働」……。▼しかし、それは責任を放棄した大人が作り出したプレッシャーではないのだろうか。いわれなき圧迫に翻弄される若者たち。その背後には日本社会の階層化も忍び寄っている。▼「働くことに疲弊する若者」と「働けない自分に絶望する若者」を、理解不能な存在、単なる社会的弱者として排除することなく、大人たちが個人として、社会として彼(彼女)らの就業と自立のためにできることとは何か。▼企業の本音、支援現場の声、そして豊富な最新データを総合した本音の革新的論考。「ニート論」の火付け役にして労働経済学の第一人者による「現代若者論」の集大成。

内容説明

個性重視、自己実現、対人能力への偏重が若者たちを追いつめる。現代仕事論の核心に迫る。

目次

1 働く若者に起こっていること(即戦力という幻想;データでみる働く若者の実情;長時間労働と本当の弊害;仕事に希望は必要か)
2 働けない若者の内実(ニート、フリーターは何が問題か;学卒・独身・無職;増える非求職型の背景;非希望型と社会階層)
3 大人はどう向き合うか(支援の現場から;親と子どものあいだには)
若者に未来はあるか

著者等紹介

玄田有史[ゲンダユウジ]
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業。専攻は労働経済学。東京大学社会科学研究所助教授。著書に『仕事のなかの曖昧な不安』(中央公論新社、第24回サントリー学芸賞、第45回日経・経済図書文化賞受賞)、『ジョブ・クリエイション』(日本経済新聞社、第45回エコノミスト賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Uzundk

3
働く過剰というタイトルだが、後半は働く前また働けない若者たち(NEET)層をどのように社会で受けれていけば良いのかという話を重点を置いていた。興味深い指摘は2点。即戦力という会社ほど人材育成に力を入れていないこと。結局お金ですぐに雇えると言うことは、他社も同じ事が出来て差別化などできないと指摘する。もう一つは長時間労働ほど給与は上がる(週40h→70hで500万→600万)が満足度は下がり、能力開発の困難さが増すという事。そして使われている感が増し上司の管理能力を疑うようになる(実際悪いと思うが)。2015/05/20

富原 

2
仕事においても二極化してるなぁと感じるこの頃。働きすぎの人とニートの人がいるならお互いに補完しあったら?というのが感想。 僕は後輩に仕事譲っていってます。楽できるし、後輩は成長するし、良いことばっかり♪2016/04/24

H.A

2
長時間勤務に疑問を持ちながら、やめられない自身の現状を顧みて、手に取った本です。やや古い統計になってはいますが、正社員の長時間労働が増えているのは、現状においても間違いないでしょう。正社員には次から次へと新しい業務が降ってきます。長時間働いても、能力開発の機会喪失につながるようですので、私もさっぱりと長時間勤務に見切るを付けて、自己啓発の時間を確保したいと思い、上司に、「これからは定時に帰ります」と宣言してしまいした。でも帰れんだろうな。ご多分に漏れず私も仕事を放棄できない(笑)。2013/06/29

butasan2007

1
多くの方に読んでもらいたい本。2011/03/21

こたちゅう

1
この手の本(比較的硬め、ボリューム多め)にしては、あっちゅう間に読めた。特に前半は身につまされる(40歳男子としては、どストライク)。後半は、もっと若い世代の話なので、若干興味薄だったが、もうちょっと自分とこの部下のことも考えてやらにゃあいかんなあ、と反省。また、いまさらだけど、自分の興味のあるテーマのものを読まなくては、と思った。世間的に評価されていても、興味がないものは読んでも身にならない(当たり前)。2010/07/18

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