叢書《制度を考える》
現代経済学のヘーゲル的転回―社会科学の制度論的基礎

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  • サイズ A5判/ページ数 405p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757123403
  • NDC分類 331.234
  • Cコード C3030

出版社内容情報

ヘーゲル哲学と経済学の最先端が出会う!鬼才H・ヘルマン=ピラートがヘーゲルの専門家と組んで、経済学の一新を目論む。西洋哲学の極北であるヘーゲルが経済学の中で蘇る。

イントロダクション
第1章 場面の設定:ヘーゲルと経済学
第2章 ヘーゲル経済学の諸原理
第3章 経済的行為の制度的本質
第4章 ヘーゲル,倫理学そして経済学
第5章 プラグマティックなモードにおけるヘーゲル経済学:経済を行う

カーステン・ヘルマン=ピラート[カーステンヘルマンピラート]
マックス・ウェーバー先端文化社会科学センター・フェロー。ドイツの経済学者。
専門は中国経済史、実験経済学。著書にFoundations of Economic Evolution: A Treatise on the Natural Philosophy of Economicsなど。

イヴァン・ボルディレフ[イヴァンボルディレフ]
ロシア国立研究大学経済高等学校助教授。哲学者。

岡本 裕一朗[オカモト ユウイチロウ]
1954年生まれ。玉川大学文学部教授。著書に『いま世界の哲学者が考えていること』(ダイヤモンド社)

瀧澤 弘和[タキザワ ヒロカズ]
1960年生まれ。中央大学経済学部教授。訳書にヒース『ルールに従う』(NTT出版)

水野 孝之[ミズノ タカユキ]
中央大学経済学部卒。共訳に『ダグラス・ノース 制度原論』(東洋経済新報社)

内容説明

ヘーゲルが経済学を進化させる。鬼才ヘルマン=ピラートと若き哲学者ボルディレフがヘーゲル哲学によって現代経済学の諸領域を拡大する試み。

目次

第1章 舞台を設定する―ヘーゲルと経済学(普遍的なものを取り戻す;われわれが(そしてほかの一部の人が)理解するヘーゲルの社会哲学 ほか)
第2章 ヘーゲルの経済学原理(ヘーゲル、制度、そして経済学における自然主義的転回;それ自身であることとして他であること:連続性テーゼと制度的現実 ほか)
第3章 経済的行為の制度的本性(現代脳科学に関するヘーゲル形而上学;選好、制度、同一性 ほか)
第4章 ヘーゲル、倫理学、経済学(政治的・倫理的諸価値の遂行性;センの「実現ベースの比較」という概念 ほか)
第5章 ヘーゲル経済学のプラグマテックな様相―経済を遂行する(金融資本主義における経営者インセンティブ・システム;国際貿易政策の内生的規範性)

著者等紹介

ヘルマン=ピラート,カーステン[ヘルマンピラート,カーステン] [Herrmann‐Pillath,Carsten]
1959年生まれ。経済学と中国学を学んだ後、ケルン大学でPh.D.取得(経済学)、フランクフルト・スクール・オブ・ファイナンス・アンド・マネジメントやヴィッテン・ヘアデッケ大学の教授を経て、現在、エアフルト大学のマックス・ヴェーバー文化・社会高等研究センターのパーマネント・フェロー

ボルディレフ,イヴァン[ボルディレフ,イヴァン] [Boldyrev,Ivan]
1984年生まれ。2008年にモスクワ大学でPh.D.取得(哲学)。現在、ナショナル・リサーチ・ユニバーシティ/ハイヤー・スクール・オブ・エコノミクス准教授、フンボルト大学客員研究員、ボッフム大学リサーチフェロー。多彩な研究活動を精力的に展開している

岡本裕一朗[オカモトユウイチロウ]
玉川大学文学部教授。九州大学大学院文学研究科修了。博士(文学)

瀧澤弘和[タキザワヒロカズ]
中央大学経済学部教授。東京大学大学院経済学研究科博士課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

odmy

1
ヘーゲル哲学をベースにして、制度の経済学、神経経済学、行動経済学、センの正義論等の、比較的最近の経済学や政治哲学の重要な議論をひとつに統合してしまったとんでもない本。しかも、ただの理論研究で終わらずに、遺伝子組み換え作物をめぐる自由貿易交渉や、アメリカの経営者の高額すぎる報酬の決定メカニズムのような現実の問題を鮮やかに分析している。アダム・スミスはかつて、心理学、倫理学、政治経済学等の諸学問を統合した「人間の科学」を構想していたとジェシー・ノーマンの本にあるけど、本書はそれをある程度実現できていると思う。2022/04/25

Kai Kajitani

1
この本の感想をブログ記事にまとめました。http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20170730

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