出版社内容情報
バス・鉄道の運賃、高速道路の混雑、満員電車……。日常の「交通」における問題を、経済学的思考によってみごとに解く。
第1章 なぜ「交通」なのか
第2章 省エネは良い政策か
第3章 朝夕のラッシュは鉄道会社の責任か
第4章 公共性の甘く危険な罠
第5章 なぜタクシーは動かなくてもメーターが上がるのか
第6章 時は金なり:あなたの1分はおいくらですか
第7章 違法駐車を減らす方法
第8章 初乗り運賃の不思議
第9章 なぜ子供運賃は大人の半額なのか
第10章 誰が混雑を発生させているのか
第11章 なぜ航空運賃は安くなるのに鉄道運賃は安くならないのか
第12章 「経済効果○○億円」の信頼性
第13章 汚染者負担原則はいつも正義か
第14章 誰が補助で得をしているのか
第15章 交通データのトリック:数字に振り回されないために
【著者紹介】
1958年生まれ。東京女子大学現代教養学部国際社会学科教授。著書に『交通経済学入門』(有斐閣ブックス)、『都市交通ネットワークの経済分析』(有斐閣)などがある。
内容説明
高速ツアーバスの事故、ラッシュ時の満員電車、格安航空の台頭など、私たちの日常には交通の話題であふれている。にもかかわらず、その原因をきちんと説明できる人は意外に少ない。そうした「交通にまつわる難問・奇問」を気鋭の交通経済学者がわかりやすく解説する。
目次
なぜ交通なのか
省エネは良い政策か
朝夕のラッシュは誰の責任か
「公共性」の甘く危険な罠
なぜタクシーは動かなくてもメーターが上がるのか
時は金なり―あなたの一分はおいくらですか
違法駐車を減らす方法
初乗り運賃の不思議
なぜ子供運賃は大人の半額なのか
誰が混雑を発生させているのか
なぜ航空運賃は安くなったのか
「経済効果○○億円」は本当か
汚染者負担原則は正義か
補助金で得をしているのは誰か
交通データのトリック
著者等紹介
竹内健蔵[タケウチケンゾウ]
1958年福岡県生まれ。一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位修得、オックスフォード大学経済学部大学院修了(M.Litt.)。博士(商学、一橋大学)。現在、東京女子大学現代教養学部国際社会学科経済学専攻教授、交通政策審議会委員、社会資本整備審議会臨時委員、関東地方交通政策審議会委員など。専攻は交通経済学、公共経済学。主要著書に『都市交通ネットワークの経済分析』(第66回日本交通学会賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともふく
伝書鳩
仮定体
yyrn
新空调硬座普快卧
-
- 和書
- 深海大戦 〈漸深層編〉