出版社内容情報
世界各国間の貧富を決める要素は何だったのかを、歴史、地理的側面、技術変化、経済政策、制度などを通して検討する。
なぜ世界には、豊かな国と貧しい国が存在するのか? 世界各国間の貧富を決める要素は何だったのかを、歴史、地理的側面、技術変化、経済政策、制度などを通して検討する。成長に寄与する要因を、歴史資料を駆使して分析し、今日の格差の原因を概観する。
はじめに(湯沢威)
日本語版へのプロローグ
第一章 大いなる分岐
第二章 西洋の勃興:最初のグローバル化
第三章 産業革命
第四章 工業化の標準モデル:ドイツとアメリカ
第五章 偉大なる帝国:インド
第六章 南北アメリカ
第七章 アフリカ
第八章 後発工業国と標準モデル: 帝政ロシアと日本
第九章 ビックプッシュ型工業化:ソ連・戦後日本と東アジア
エピローグ
【著者紹介】
1947年生まれ。オックスフォード大学経済学部教授。
内容説明
世界経済の「格差問題」を歴史的視点で解き明かす。オクスフォード大学の経済史の第一人者が放つ「グローバル経済史」入門の決定版。
目次
第1章 大いなる分岐―「豊かな国」と「貧しい国」のルーツをたどる
第2章 西洋の勃興―最初のグローバル化
第3章 産業革命―なぜイギリスではじまったのか
第4章 工業化の標準モデル―ドイツとアメリカのキャッチアップ
第5章 偉大なる帝国―インドの工業化の挫折
第6章 南北アメリカ―なぜ南北格差が生じたのか
第7章 アフリカ―なぜ貧しいままなのか
第8章 後発工業国と標準モデル―帝政ロシアと近代日本のキャッチアップ
第9章 ビッグプッシュ型工業化―ソ連・戦後日本と東アジアの奇跡
感想・レビュー
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