カルチュラル・コンピューティング―文化・無意識・ソフトウェアの創造力

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カルチュラル・コンピューティング―文化・無意識・ソフトウェアの創造力

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784757102613
  • NDC分類 704
  • Cコード C0055

目次

序章 カルチュラル・コンピューティングの発見(思考・記憶をサポートするメディア;西洋の無意識から東洋の山水へ;文化の型がコミュニケーション技術になる)
第1章 感情をコンピューティングする(メディアアート・文化・感情;音声から感情を認識・生成する“ニューロベイビー”;異文化間の感情翻訳メールソフト)
第2章 ストーリーをコンピューティングする(最初に世界があった;ストーリーと文化;連歌のように詩を詠むコンピュータ;笑いを喚起するコンピュータ;ストーリーの中のインタラクティビティ)
第3章 文化をコンピューティングする(文化の情報を取り出す;コミュニケーションを可視化する“無意識の流れ”;コンピュータによる山水禅《ZENetic Computer》;山水の遠近法―「三遠」;山水禅を聞く・旅する・住む;空気を読むコンピュータ;牡丹と唐獅子の《Hitch Haiku》)
第4章 文化・無意識・ソフトウェアの創造力(文化を工学的視点から見る;コンピュータに欠けているもの;なぜ、コンピュータが文化に向かうのか;文化のコンピューティング;漢字のビジュアルアナロジーが世界をつなぐ)

著者等紹介

土佐尚子[トサナオコ]
メディアアーティスト、研究者、京都大学学術情報メディアセンター教授、シンガポール国立大学客員教授、工学博士(東京大学)。感情、記憶、意識の情報を扱ったコミュニケーションの可視化表現を研究する。フィルム、ビデオアート、CGを経てメディアアートからカルチュラル・コンピューティングの領域を開拓、システム構築を行なう。SIGGRAPH、ARS ELECTRONICAといった代表的な文化とテクノロジーの国際会議にて、講演や作品を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たいそ

3
「アートとテクノロジーの価値の位置づけ」、「芸術家の作品へのプロセスとゴール」が参考になった。また、コンピュータにどうやって「感性情報」を持たせるかのアプローチは興味深かった。2011/07/26

園山裕也

1
これからのコンピュータ技術の発展に、文化を考慮すべきではないかということが、研究の例を交えて述べられている。コンセプトは提示されているんだけど、成果物がちょっとしょぼく感じられる。まだまだこれからということらしいですね。2010/09/08

Riko

0
図書館で借りた2012/04/03

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